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凶暴な惑星配置の時期〜木星逆行と火星ローヒニー〜

インド人占星術家のマンデン関連のいくつかのブログを読んでいると、今は惑星が凶暴化(彼等はこういう表現を好む)する時期に入ったというような表現を好んで書いている。こういう惑星配置が過去においてどういう現象を巻き起こしたか、いろいろ事例を挙げている。確かに惑星配置がマンデーンの有力な技法であることは間違いない。

凶暴な惑星配置

 4月16日の惑星配置

具体的に述べると、火星は4月7日より危険といわれているローヒニーナクシャトラに入り、木星は射手座から蠍座に向けて逆行をはじめた。太陽は4月16日より牡羊座にイングレスしている。火星から8番目のアスペクトを射手座にかけ、射手座には逆行木星と土星が在住している。このような配置とよく似た事例を太平洋戦争開始のチャートになぞられて説明している。確かにこれは地震、噴火、戦争、経済恐慌等々が起こってもおかしくない配置といえる。ここ1週間位の動きを考えるとすでにいくつかの、火災、噴火、地震等々の事件は起きている。しかし他の問題でも実際に起こるかどうかは、その国の建国図とダシャー、魚座新月図、蝕の発生、国の最高元首のホロスコープ等々を総合的に見ていかなければ断言はできない。私もそこまでは言い切れない。占いで正確に社会予測をするのは確かに難しいが、それらしき兆候は後づけでなくても見いだせる。

しかしそれ以上を求めるとしたら、つまり「どこでいつごろ〇〇な現象が起こる」ということをピタリと充てるとしたら、それは現実離れしたマイナーな技法や集合意識だの心理分析だのという観念論では現実の予測はできない。こじつけるくらいなら優れた霊能者の直感の方がよほどあたる。しかし霊能者の直感は体調や精神状態に応じた不安定なもので確実性には乏しい。最も役に立つのは政治経済状況や気象や活断層の上状況等、現実の的確な情報の入手次第だと思う。それと占いの基本原則とを照合してまとめ上げる統合化能力が合わさってこそ初めて正確な予測が可能になる。それは占者の、つまり個人の資質による。予言の的確さは占術というは道具だけの問題ではない。そういう意味で、私は占いだけで何もかも見ようとする傾向や志向、いわゆる理論偏重や神秘主義には賛成しない。

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メイ首相〜EU離脱の苦悩〜

イギリスのEU離脱手続きが難航している。すでにEUとの3回離脱協定案が1月15日、3月12日、3月29日と3度にわたって否決された。どのような提案もすべて否決される現状で、EU離脱日がさらに10月30日までの延長が認めれた。メイ首相が野党労働党との協議で事態が打開できるかが今後の焦点となる。そんなメイ首相のホロスコープをみてみよう。

テリーザメイ

 メイ首相のホロスコープ

私は個人的には、メイ首相が途中で投げ出すことなく、最後まで責任を取ろうとする態度はなかなか立派だと思う。口先だけは威勢がいいが、少し困難にあうとすぐに投げ出すどこかの国の骨のないいい加減な女性政治家とはえらい違いだ。メイ首相の生まれた時間は不明であるがダシャーも含めて種々の特徴から蠍座ラグナではないかと思う。メイ首相は頑固で一度こうと決めたらテコでも動かないという評価がある。強い責任感と最後まで投げ出さない粘り強い態度は土星が蠍座にある事と、土星と火星が星座交換アスペクトバックをして両者をともに強めていること、蠍座ラグナと仮定すると、金星、月、木星の3吉星がケンドラの10室にくるので強い目的貫徹の意思を持つこと等があげられる。更に減衰のラーフが加わり、困難な時に感情を顔に出さないという特徴を加えている。因みに彼女には「氷の女」という綽名がついている。

テリーザメイ美人

上図はメイ首相の若い時の写真だがなかなかの美人だ。頭もよさそうだし意思も強そうだ。蠍座ラグナだと今現在はRa/Mo期であり10室にGKYがくるので強いリーダーシップを発揮する時期となる。次はRa/Ma期であり火星は4室にくるので、離脱の手続きをめぐって更に紛糾するのは必至と思われる。だがその次には木星期がくる。今は困難でもサッチャー張りの強い意志をもってすれば、GKYの意味する「永続する名声」のカルマを発揮し、国難に見舞われたイギリスの命運を救う人になると思う。

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悪運強き政治家〜高揚惑星とGKの絡み〜

政治家の客観的な評価というのは難しい。というのはマンデーンの所で一度書いたことがあるが、そこにはどうしても自分の好き嫌い、政治的な価値観というものが入り込むからである。社会科学分野でも経済学の数理処理、心理学の統計処理で科学化にある程度成功している学問に比べて、政治学は最も遅れた社会科学といわれている。自分の政治イデオロギーを捨象して特定政治家を評価するのは難しい作業だと思う。それでもその人の過去を調べて、どういう行動をしてきたのか、どういう実績を残してきたのか、世間的にはどういう評価を受けているのかを見ていけばそれなりの評価はできる。

辻元清美

悪運強き某政治家のホロスコープ

上記は世間的にはまことに評判の悪い、どうしてあんな人が代議士を続けていられるのかと不思議がられている人のホロスコープである。この人の生まれた時間は不明である。これを時刻修正して精密にだしてみる試みも悪くないが、ざっくりと占星術的にみた人物像を出してみるのも一つのやり方である。

どうして評判が悪いのか.wikipediaから行動の事実を挙げてみる。秘書の給与を詐取して逮捕された、義捐金の使途について悪い評判が絶えない、反社会団体から政治献金を受けている、国会で議論中の組織に調査員を送りこんだ、、政党遍歴がある天皇制否定発言をして顰蹙をかった、自衛隊否定をするくせに時に自衛隊に守ってもらったことがある等々の事が書かれている。wikipediaに書かれていることが真実なのか単なる疑惑なのかはもちろん考慮しなくてはいけない。反社会的団体と一方的に決めつけることもできなし議論の余地もある。しかし過去の逮捕歴、政党遍歴、義演金の使途不明についての曖昧な態度、いわゆる反社会的組織との政治的癒着、反天皇制発言等々はマスコミにもしばしば書かれてきた事実と思われる。にもかかわらずというかその理由のために逆に一部の強い支持者があるのだろう。ずっと当選を続けている。

ホロスコープをみるとなるほど悪運強い人はこんなんだなと思わざるをえない。この人の金星は魚座29度で高揚ヴァルゴッタマでジャイミニ的にはAK、度数は29°41′で完全にガンダーンタの範囲である。これに度数0°のラーシサンディのケートゥが絡む。木星は射手座にあって度数的にはムーラトリコーナではあるが、逆行、GKでもある。この他に太陽高揚(政治的成功の条件でもある)、月高揚(大衆へのアピール力)もまた強い。見方を変えれば、この人は確かに強い社会的影響力をもっている。D10みても惑星配置だけに限定すれば強い。(ハウスも考慮するとなると話は別であるが)

太陽、月、木星、金星とみな強力なことがこの人の運の強さの源泉であるが、それが同時に逆行、GT、強い筈のアートマカラカも障害、病気のグナティカラカとジャイミニアスペクトを組むとなると、この人の運の強さは素直な形ではでてこなくなる。だから傷つきと挫折を伴う悪運の強さの形で出るのだろう。

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歌手のホロスコープの特徴(4)声量ある歌手〜活動宮への惑星集中〜

ひとくちに歌手にも色々な特徴個性があるが、声量豊か歌手というのは聞いていて迫力があり心地よいものである。日本の歌手は特にポップ系の歌手はこの点貧弱な声の人が多いが、彼女だけは別という印象をもっている。といっても実力と人気はどの職業分野でも別の話で、彼女の名前を言っても誰もが知っている歌手ではない。伊藤アイコといっても、そういえば昔そういう歌手もいたかなというくらいである。プライベートなことも殆ど知られていない。しかし、私はもし彼女が若い頃に下手にアイドル歌手などにならずに、正式に音楽教育を受けていたらきっと素晴らしいオペラ歌手は無理でも、少なくとも本格的なカンツォーネ歌手になっていただろうという感想をもっている。しかし、歌手だけでなく職業選択、職業成功の条件は、ただ単にその分野の能力を代表する惑星やハウスが強いだけでは成り立たない。そこに職業鑑定の難しさがある。する能力を代表する惑星やハウスが強いだけでは成り立。   

伊藤アイコ

伊藤アイコ〜声量ある歌手のホロスコープ〜

左側がラーシチャート、右側がナバムシャチャートである。種々の特徴から彼女のラグナは牡羊座と推測する。

Non ho l'eta(この胸のときめきを)

星座を「活動」「固着」「柔軟」の3つに分類すると、「活動星座」には牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座が入る。彼女は「活動星座」に火星、太陽、ラーフ、ケートゥ、木星と5つの惑星が入る。インド占星術における星座のでかたは西洋占星術のそれのように必ずしも性格を表すものではなく、もっと潜在的にある生命エネルギーのようなものがはたらく。「活動星座」の多い人はスポーツ攻撃型の選手にはよく見られる特徴だし、歌手ならエネルギッシュな歌い方をするし、政治家でも率直な発言や行動をする人が多い。

ホロスコープで職業適性を見極めるのはけっこう難しいが、ある職業の中ではポジショニング(立ち位置)を知るのは比較的容易である。彼女はアセンダント、太陽からみて2室に定座に芸術を表す金星、スピーチと歌唱力を表す水星がある。ここに木星、土星がアスペクトするので、芸能の道で稼ぐという機会には恵まれる。しかし3室には惑星はないしアスペクト集中もしないし、3室支配の水星は中立星で普通の強さである。芸術芸能の道で精進する機会に恵まれたとも思えない。それが彼女のカルマなのだと思う。職業を表す10室には減衰の木星があり、十代のラーフ期はいろいろ活躍の機会に恵まれたし人気もあったが、木星期に入っていつのまにか消えてしまった。晩年の土星期に入ってから、若干活動が復活してきた。土星は表現芸術の5室にあり、D9は比較的強いのでそういう傾向がでてくるのであろう。

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新年号「令和」の時代の意味

新年号が「令和(れいわ)」と4月10日午前11時41分に発表された。過去における年号はすべて中国の四書五経等の古典からとられていたが、今回初めて日本の古典「万葉集」から取られた。新年号の「令和」は万葉集第五巻の「梅花(うめのはな)の歌三十二首」の序文から考えられた。<初春の例月にして、気淑く風和ぎ、海は鏡前の粉を披き、蘭は佩後の香を薫す>から引用されている。「令和」は秩序と調和の意味と海外には伝えられている。中国の台頭と日本の衰退の時代に高まる国家意識を象徴するかの如く、年号でも「脱中国」を果たし、大和心を高揚するのもよいかと思う。この年号が発表された瞬間のチャートは日本にとってどんな意味があるのだろう。この時間でホロスコープを作ってみた。

「令和」新年号発表

新年号「令和」のイベントチャート

このチャートの大きな特徴は、11室には惑星が欠けているものの、一応7室から1室まで惑星が連続している事だ。この惑星配置はチャートラヨガと呼ばれる。もし人物にこのヨガがあると頼ってくる人の面倒をよくみる、本人は賢明で長生きという意味がある。7室の木星はハンサヨガだし10室太陽は友好星で国際的な権威はなお保っていられる。減衰や逆行の惑星はなく分割図をみても特に悪い惑星配置はないのでそれなりの国力は保っていける。気になるのは、AS,ラーフ、ケートゥがラーシサンディ、木星はガンダータなので、国の基本方針がなかなか決まらず、国際情勢に振り回される。日本の今のダシャーは減衰の水星期で外交や海外交渉では苦労する時代であるが、2012年12月より9室のケートゥ期に入る。海外の国から見ると日本は覇権を求めることもなく非常に文化的に優れた徳の高い国となる。また海外援助等これまでにもまして行う国となる。

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