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山形新潟地震

山形県沖合を震源地とする大きな地震が6月18日にあった。近隣の新潟県村上市で震度6強であった。幸い人命の被害は少なく、津波の心配もない。

山形沖地震.PNG

  山形新潟の地震

上図は地震が起きた時のホロスコープである。地震を表す4室の支配星の火星が6室にあり、水星と乙女座27度でコンジャンクションしている。水星は日本の建国図では4室魚座にあり減衰している。火星のそばに過激性を示すラーフがあり、4室のナチュラルルーラーである月とオポジションである。火星と土星がアスペクトすることにより衝撃性も生じる。太陽は6月15日よりサイデリアル方式で双子座にイングレスし、月と満月に近づきある。月の満月は蝕である天変地異が生じやすくなる

惑星は6-12軸に集中しているので、地震に伴う経済的被害、人的損傷は少な。火星は8番目のアスペクトを地のサインの山羊座にかけているので、この地震は土砂災害等大地の被害が中心となる。

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香港の混乱〜逃亡犯条例改正〜

香港で「逃亡犯条例改正案」をめぐっての反対デモが続いている。この法案は香港で拘束された犯罪容疑者の身柄を移送できるようにするもので、香港政府と犯罪容疑者引き渡しに関する協定を結んでいないすべての国と地域に適用されるもので中国への移送も可能になる。この協定がないために香港が麻薬犯やマフィア組織員が逮捕されない犯罪者の温床になっていることは事実である。そういう理由があるのだが、ここに中国が含まれるとなると話は別になる。そうすると無実の政治犯が中国に移送される可能性もあるため、多くの香港人が反対している。それだけ中国に対する不信感が強く、高度の自治を保障された「1国2制度」が骨抜きになると恐れている。

香港暴動発生.PNG

デモ隊への警官隊の発砲時のイベントチャート

上図は香港のデモ隊に対して警官隊が催涙弾を撃ち込んだ12日夜のイベントチャートである。この日の混乱により80人の負傷者が出たと伝えられている。現在、香港政府は混乱収拾を図るため条例改正を延期すると言っているが、撤回ではないと強調している。デモ隊側は飽くまで撤退を要求して、16日のデモは決行すると主張している。

このチャートをみるとこのまま穏やかに済むとは思えない。まず火星/ラーフが双子座25度付近で狭いオーブでコンジャンクションしているのが気になる。攻撃性や衝動性を表す火星に過激なラーフが絡んでいる。そこに土星とケートウがアスペクトし更に激しさをましている。そして火星/ラーフがトラブルの8室にある。混乱、暴力は必至である。土星、ケートゥは2室にあるので2-8軸に問題が生じ経済的混乱も起こる。月は孤立したケマドルマであり火星、土星ともアスペクトして最悪である。

ただラグナに木星、7室に定座の金星がありこれは安定した配置である。月の光も強いし、月から見たらケンドラに吉星もある。(凶星もあるから困難も伴うが)中国の介入を招くことは今回に関してはないだろう。米中貿易戦争の最中でタイニングが悪すぎる。

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サニブラウン 9秒97 100メートル日本新

陸上の全米大学選手権が7日、テキサス州オースティンで行われ、男子100m決勝に出場したサニブラウンが9秒27の日本新記録を樹立し3位に入った。こういう時、占星術師としては「この人はどういうホロスコープをしているのか」という好奇心を刺激され、ついつい調べてしまう癖をもつ。

サニブラウン

サニブラウンのホロスコープ(生時は不明)

生時は不明でも、アセンダントと月を除いて動きの緩慢な惑星だけでも、必ず大きな特徴は出ている。もちろん細かい点やダシャー等は見られないので時間のある時に彼の経歴等を調べてゆっくり時刻修正すればよい。それでもそれなりに研究はできる。

彼の特徴はというと、やはり優れたアスリートの特徴が出ている。火星/土星のアスペクトをクシャトリアのヨガと呼ぶが牡羊座土星、天秤座火星の配置で見事に出ている。武道に優れた人によくあるが、武道だけでなくスポーツ全般に優れた人にはある。火星の活動エネルギー、衝動性、スピードと土星の抑圧、厳格、規則の相矛盾する要素が作用しあうことによりそうなる。火星の強い衝動エネルギーを土星が強く抑制して、火山のマグマが爆発するかの如く一気に噴出する現象に似ている。そこに月がからんで火星とチャンドラマンガラヨガができると爆発的なエネルギーは強くなるだろう。月の牡羊座へのアスペクトと合わせて、短距離スプリンターにふさわしい資質だ。

同じクシャトリアのヨガでも土星が減衰しているところに火星がアスペクトバックしてNBRYになっているのが面白い。減衰惑星がバンガするとなぜ逆に力を発揮するのか占星術的には本当に面白い現象だ。これも彼の爆発的なエネルギーの要素になるだろう。その他に、金星の高揚も注目してよい。これも意外と強気のエネルギーを生む。

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フローレンスジョイナー

1988年のソウルオリンピックで100、200、400mで金メダルを取ったフローレンス・ジョイナーの華々しい姿はまだ記憶に残っている人もいるだろう。彼女の100mの世界記録は未だに破られていない。しかし彼女は1998年9月21日に不幸にして38歳の若さで心臓発作で死んだ。彼女の死にはステロイド系の薬物のドーピングの疑いがもたれている。

フローレンスジョイナー

フローレンス・ジョイナーのホロスコープ

まず彼女の優れたアスリートの能力はどこからくるか見てみたい。肉体的訓練を表す3室には火星が定座であり木星とコンジャンクションしてグルマンガラヨガを作っている。彼女が現役時代どういうトレーニングをしたか知らないが、このヨガができている以上コーチにも過剰に依存せず自力で努力したと思う。続いて着目したいのは競争を表す6室で、惑星在住はないものの、土星、火星、月とアスペクト集中しいざという時の勝負強さを表している。

D9で気になるのは木星の減衰である。単に減衰しているだけでなくラーフと火星の2つの凶星に囲まれ、木星のパワーを著しく削いでいることである。どこかに誘惑を退ききれない弱さがあったのだろう。6室も12室支配で6室在住、月とコンジャンクションと力強いが、RK軸であり12室のラーフが絡んでいる。VPRYなので土星期は仕事だけはよくなるが、そのほかの面で困難が伴う。心臓発作で突然死した時は火星/水星期でMDからみて4室に凶星のアスペクト集中、ヨーギニーで見ると土星/ラーフ期でケートゥが火星、ラーフにともにアスペクトしている。

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インド占星術と西洋古典占星術〜類似点と相違点〜

最近西洋占星術でも、古典に属する入門書を何冊かざっともを通してみたが、インド占星術とよく似ている部分もある。しかしインドはサイデリアル方式を西洋はトロピカル方式を用いるという点では全然ちがう。西洋占星術側が地球の歳差運動に気づいて毎年春分点で軌道修正するようなったのは、ヒッパルコスがトロピカル方式に切り替えてからだ。(それではインド占星術側が地球の歳差運動を知らなかったのかというとそんなことはない)それまでのインド占星術と西洋古典占星術とある部分似ていたのではないかと推測する。ナクシャトラ中心の元来のインド占星術にギリシャの古典占星術が入ってきて融合したのが現在のインド占星術であるという説はある意味で本当だろう。(ブリハットサンヒターにそのような記述がある)だが正確に言うと融合ではなく月のジャンマナクシャトラの支配星とダシャーが接点、コネクターになっているだけだろう。融合はしていないと思う。やはりインドはインドで独自の体系がある。宗教との関わり方も見逃してはいけない。

西洋占星術がトロピカル方式切り替えてまだ日の浅い時期に書かれた「テトラビブロス」のハウスや惑星の象意をみると、インド占星術の象意とよく似ていると感じる。しかし、インド占星術と西洋古典とはっきり似ていると思うのが、タジカシステムといって、今日のタジキスタン(ペルシャ系)か伝わったとされている系統のインド占星術だ。主にプラシュナやヴァルシャハラに使用される。おそらく北インドがムスリム支配になってからイラン方面から入ってきたものと思われる。たとえば西洋古典ではアヴァージョンといって、惑星が6/8,2/12の位置にあるとアスペクトを取らない書いてあるが、タジカシステムでもこの場合はアスペクトをとらない。

丸山穂高議員は辞職するか.PNG

タジカシステムのアスペクト

上図での獅子座支配の太陽と水瓶座支配の土星はハウスが6−8関係にありアスペクトを取らない。

或いはアスペクトのオーブの取り方が、西洋古典では下図のようなオーブで度数を惑星ごとにとっているが、

西洋古典オーブ

この度数はタジカシステムにおけるオーブの度数とまったく同じである。この他西洋古典ほど数は多くはないが、タジカシステムではアラビックパーツも使用している。タジカとは中央アジアのタジキスタン(ペルシャ系)いう名前から由来する。その名の通り、おそらくそのルーツはペルシャ占星術にあるのだろう。それならばアブマシャー以来のペルシャ占星術と似ている筈である。でもそこらへんの追及は私はその辺は占星術史家に任せようと思う。

一方相違点も多い。西洋古典には、ダシャー、分割図、アシュタカヴァルガ、ジャイイミニシステムの様な見方はない。インドではディストリブーション、プロフェクション、ディレクションションのような予測システムはない。フィルダリアはダシャーというには単純すぎる、ヴァルシャハラと呼ばれるソーラーリターンとトランジットの見方はあるが見方は全然ちがう。

それぞれが複雑な体系をもった占術だと思う。似た部分があるからといって、片方ができれば自動的にもう一方もできるというほど甘くない。そう錯覚している人がいるとしたら、中途半端な占術や学問の勉強しかしたことのない人だろう。占いの知識学習体系は 1 基本知識の吸収、2事例研究を通じての基本知識の習得 3高度の知識の吸収 4実践を通じての高度の知識の駆使と4段階がある。第1段階の「基本知識」の吸収をもって知っている、できると称するいい加減な占い師が世の中には実に多い。それは看板に偽りがあると言わざるを得ない。占いのド素人はそれでも騙せるだろうが、少し勉強した人が見ればすぐに分かる。

第4段階まで行くには相当の年月と勉強時間が必要であり、あれもこれもできることは普通の能力の人にはありえない。私も興味本位でいろいろな占いの勉強はしているが、第4段階までいくことを目標にしているのはインド占星術だけである。エヴァーティンのハーフサムと真勢派の周易くらいは第3段階にまで行きたいと思っているが、それ以上欲張る能力も野心も自惚れもない。古典占星術に興味はあるので時々本を読むくらいのことはする。だが両方やって融合させようなどというのぼせあがった妄想は抱かない。なんで凡人が両方できるというのか。私は飽くまでインド占星術師に徹する。それ以外はそれを補強するための手段に過ぎない。

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