Astrological Academy


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フィッシャーディスカウ(1)〜類まれな声楽家の資質〜
おそらく20世紀最大のバリトン歌手と思われるディートリッヒーフィッシャー・ディスカウ氏が18日早朝に亡くなった。死因はまだ明らかではないが、老衰或いは癌であるらしい。彼は宗教曲、歌曲、オペラとすべてそつなくこなした類まれな歌手である。演奏家として世界一の歌い手であるばかりでなく教育者としてもすぐれ、彼によって育てられた有名歌手は多い。彼より美声の持ち主は他にいるが、彼の柔らかい癖のない発声は声楽学習者の模範とされている。

彼のホロスコープはインド占星術で一度分析しているが、彼の悲しむべき死を契機に今度は西洋占星術で分析してみたい。

フィッシャーディスカウ
      フィッシャー・ディスカウのホロスコープ

まず彼の天体配列をみると、火地風水の4要素では水のサインが4個あり情緒的である。CFMの3元素でもミュータブルサインが優勢で、芸術家的な気質をもつ人である。1室に火星、冥王星が1度のオーブでコンジャンクションしている。声楽界の大御所として君臨できる存在である。世界中の声楽家及び学習者からはカリスマ的存在として尊敬が払われている。5室に土星があり1室火星とトラインを組んでいる。地道に努力して表現力、創造性を発揮していくタイプである。じっくり時間をかけて曲を仕上げていく声楽家にふさわしい。9室の魚座天王星が彼にとってのカルミネートである。金星と海王星はセクスタイルである。これらの特徴はまさに声楽家にふさわしい職業表示といえる。

しかし、土星は火星以外の惑星とはハードアスペクトになっている。水星とはオポジション、月とはスクエアである。音楽的訓練、試練に対して苦労、心労を耐え忍んできたであろう。性格的にも気難しい一面がある。木星は7室にあるとはいえハウスの最後にある。事実彼は結婚生活には恵まれず、晩年の4回目の結婚でやっと安定したといえる。木星は魚座天王星とセクスタイルであり教育者としての適性がある。

火のサインである牡羊座、射手座には惑星がない。獅子座には惑星があるが月、海王星という水のサインのルーラーしかない。彼はどんなジャンルの歌もそつなく歌いこなすととはいえイタリアオペラは苦手とされている。火のサインに惑星が少ないことがその理由だろう。あってもそれが水のサインの惑星であるので、柔らかい発声でしっとりと情緒豊かに歌いあげられる理由になっている。

ハーフサムをみると端的に彼の特徴がでている。

フィッシャーディスカウハーフサム
ネイタルハーフサム

冥王星/MC=成功軸に対して、ネイタル金星がオーブ0度でコンタクトしている。木星/土星=努力軸にもコンタクトしている。明らかに芸術家として成功が生まれながらに約束されている。一方で太陽/天王星の軸に金星が接しているので、異性関係が不安定で変わりやすいことを物語る。
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ロシア連邦共和国
プーチンがロシアの大統領に復帰した。これによりロシアはどう変わるだろうか。その前に、ロシアの建国チャートを分析してみよう。

Journal of Astorlogy に新生ロシアの建国チャートが紹介されている。紹介されていると言っても、ロシアの正確な建国記念日のチャートが載っているだけで、リーディング解説は殆どない。その記事によれば、ロシアの建国チャートは1996年12月6日13時45分である。これはロシア政治の内部事情に詳しいロシア人から得た情報をもとにして、ラオ先生がレクティファイをかけたものらしい。
しかし、この当時のロシアの表向きの動きは以下の通りである。

1990年12月3日  ウクライナがソ連から離脱
1990年12月8日  ロシアがソ連から離脱
1990年12月17日 ゴルバチョフがソ連停止を宣言

そうすると表向きのデータからは建国記念日は12月8日か12月17日になりそうなものだが、そうなっていない。政治の動きはマスコミ報道や国民への告知等、表向きと実際の動きはしばしばちがう。旧共産圏や独裁国家では特にそうである。それは経済の動きでも同じで実態経済の動きは、表面的な統計数字とはしばしば異なる。占星術におけるマンデーンの扱いの難しさはまさにこの点にある。どうしても実態に明るい人達との情報網や優れたレクティファイの技術が必要になるだろう。 

ロシア
    ロシアの建国チャート

このチャートをもとにして、今のロシアとはどういう国か私なりに解釈してみた。金星、火星、水星、土星と4惑星はアスペクトバックしていてロシアのもつ潜在能力は非常に強力である。高揚の木星と定座の月でガジャケサリヨガをつくっているので、世界に対してリーダーシップを発揮する国となる。だが10室、11室のアシュタカバルガポイントは低く、浪費をしない或いはできない財政状態にあり、豊かな国とは言えない

火星と金星は星座交換、相互アスペクトという強いコンビネーションをもっている。ラージャヨガもできる。もしこれが個人のチャートであればHな人ということになるが、国家ということであればそれが10室にくることもあり「芸術国家」とでも解釈したらいいのだろう。

ロシアのダシャー
   ロシアのダシャー

ダシャーを見てみよう。国家創設時は土星期から始まる。苦しいスタートである。水星期は、水星は土星とコンジャンクションし火星から8番目のアスペクトを受けている。国家創設期は相当な困難、苦難にぶつかっている。エリツィンが大統領だった時代である。2室は山羊座ラーフであるので、財政的に苦しいものがあり外国からの援助に頼った時代である。しかし、9室に木星とケートゥがあるので、旧ソ連時代とはちがい徳のある国家の建設をめざしたことだろう。

しかしケートゥ期になるとだいぶ事情がちがう。MDからみて6室に土星、11室に火星というウパチャヤ2凶星がくる。ラグナからみて6室に高揚木星、ケートゥがあるのでいたづらな戦いは好まない国でである。ソ連時代のような軍事国家に再び戻ることはないが、防衛力として軍事力強化は図るだろう。ケマドルマの月はマハーダシャーのケートゥとコンジャンクションしているので、国際的孤立が深まる時期となるが、ガージャケサリヨガもできているので、国際的には独自のリーダーシップを発揮しようとするだろう。
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UFOに誘拐された人達〜アブダクティーは真実か〜
UFOは未確認飛行物体と呼ばれる。一時期その存在をめぐってだいぶ騒がれたが、今は関心が薄れている。アメリカ空軍はかつてUFOとの遭遇事件に頻繁に出会ったので、UFOの存在についての調査を行っている。しかし、現在、アメリカ政府及びアメリカ空軍はその存在を頑なに否定している。だがこのように、頑なに否定されればされるほどかえってそこになにか隠された秘密があるのではないかという疑念も生じてくる。UFOについては、宇宙人渡来説、タイムマシン説、秘密兵器説、ねつ造、単なるいたずらとさまざまな説がある。

ところで、世の中には、コンタクティー或いはアブダクティーと呼ばれる人々がいる。この人達はUFOを目撃するだけでなく、宇宙人と接触したり誘惑された人々だ。ドライブ途中や自宅で不思議な光や円盤を目撃しやがて記憶を失う。気がつくと数時間たっていて別の場所にいる。しばらくして「大きな目の宇宙人の顔」といった断片的な記憶が脳裏に浮かんでくる。不眠やいわれのない恐怖感に襲われる。中には宇宙人と会話を交わしたり金属片を体内に埋め込まれたりする者もいるという。

しかし、これが真実なのか錯覚なのかの証拠は何もないUFOを見たこともなければ宇宙人と接触したこともない人々にとっては信じがたい一件である。

UFO
UFO写真(心霊写真と同様、捏造が多い)

こうしたコンタクティー或いはアブダクティーの経験者はアメリカには数万人いると言われている。そうした人々のホロスコープを得ることもできる。下図は、そうしたアブダクティーの経験者の一人のチャートである。

UFO誘拐者
アブダクティーの経験者のホロスコープ

上図はアブダクティーの経験者、それも母親と一緒に宇宙人と遭遇した人のチャートである。第6室の山羊座に月が在住しそこに土星、火星がアスペクトしている。サンニヤシヨガができている。その6室には木星、月のコンビネーションであるガージャケサリヨガができている。しかし、木星は減衰している。木星、月の支配ハウスもドゥシュタナが絡んでいるので品位は高くない。こうした場合、知的好奇心旺盛というよりつまらないあまり有益でないことにうつつをぬかす傾向がある。しかも木星減衰では心の安定性や道徳性に多分に問題をもつ

サンニヤシヨガができているので浮世離れした神秘好みの性質、能力を持つことは確かだ。月は12室支配で6室在住、木星は8室支配で6室在住となる。一般的にはヴィーパリータラージャヨガになるのだが、ここに凶星だけがアスペクトしたり木星が減衰したりしているので品位が高いとは言えない。だからこそこうした奇妙な神秘体験をするのだろう。神秘体験をするから霊性が高いと思うのは間違いで、高次元の霊性を持つ人は、幽霊だの宇宙人だのに悩まされることはない。

月、5室とも強く傷ついてはいないので、ひどい心の病ではない。精神病ということはないが、木星の傷つき方をみると嘘をついている可能性も多分にあるこれを見極めるにはナヴァムシャ、ヴィムシャムシャを同時に分析するべきだろう。こうした経験をもつ人のチャートを何人かみていけばそこに共通点が見いだせると思う。なお、母親を表す4室支配の土星が同じく母親を表す月にアスペクトしているので、宇宙人との遭遇に母親をも巻き込む結果となるのだろう。
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村上佳菜子〜女子フィギュアの期待の星〜
 スポーツ選手の選手生命はまことに短い。ついこの間まで追う立場だったのが、短期間の内に追われる立場になってしまう。女子フィギュアでみてみると、かつて中学生選手だった浅田真央は荒川静香を追う立場にあった。しかし、いつのまにか追われる立場になった。その追う立場の代表が村上佳奈子だ。追われる立場、追う立場、男子、女子、格闘技、球技等の違いはあっても優れたアスリートには共通した要素が見られる。それを村上佳奈子のホロスコープからみてみよう。

村上佳奈子
村上佳菜子のホロスコープ(お昼の12時で設定)

まず彼女のチャートで目につくのは、天秤座の惑星集中だ。一口で言うとなかなか如才がなく周囲とうまく調和をとって合わせていくタイプである。彼女はまだ若いので世渡りがうまいとか、世間をよく知っているという所まではいかないが、やがて中年になる頃にはそのような人物となることが考えられる。金星はムーラトリコーナでなかなか愛らしい一面がある。太陽の減衰がちょっと気になるが、それでも太陽と木星でスーリアグルヨガを作っている。

同時に彼女の土星は非常に強い。ラーシチャートではムーラトリコーナである。水瓶座の土星の女性はアイドル多く現代的な人気がある。ナヴァムシャ、ダシャムシャでも土星はよい位置にあるので、地道な努力をするタイプである。フィギュアにはやはり土星の強い人の方が有利だろう。水星、金星はタイトなコンジャンクションをしているのでやはりアイドル系である。彼女にはそういう魅力と人気がある。しかも天秤座のバランス感覚があるので敵を作らない。しかし、天秤座の在住惑星は他に太陽、木星、ラーフがあるので単に色気のあるというわけにはいかない。

火星は8番目のアスペクトを土星、月にかけている。減衰の火星がニーチャバンガやヴィーパリータラージャヨガになるかどうかは生時不明では分らないが、これだけスポーツ選手としてぬきんでている以上その可能性は高い。水瓶座で火星、土星、月のコンビネーションはサンニヤシヨガである。これは出家するとかなんとかいうより(それはインド社会での話である。日本ではちがった出方をする)自分の志す道に対して自らを律しトレーニングに励むことができる人位に考えた方がよい。スポーツ選手として資質、そのカリスマ性で成功する素地は十分である。

3歳からスケートを始めたということだが、それなら今はラーフ期である可能性が高い。だとするとまもなく木星期にはいるが、その時にによい意味で転機が訪れるだろう。
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手相への招待(9)〜人気線〜
手相の雑線の中に、案外馬鹿にならない的中率を誇る線がある。たとえば「人気線」がその一つである。人気線は手の外縁部から手頸の上部に向けて上昇する小さな線である。1本の場合もあるがたいてい2本の線が並行して上昇している。しかし、細かい線であるので見逃しがちである。

人気線
   人気線

この線は太陽線の一種の変形とも考えられる。周囲の人から人気があるし、目上の人から引き立ても受ける。とても気さくで愛嬌のある人柄でもある。客商売、人気商売をやるにはうってつけの手相である。手首の上部、手の外縁部は「月丘」(Mount of Moon)と呼ばれ、想像力の象意がある。ここに縦線が生じるわけだから、想像力のよい面が強く働くのだろう。人間関係がうまくいく働きをするものと思われる。月丘をめぐる雑線には、この他に放縦線、旅行線等がある。
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