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トヨタの研究(3)〜トヨタは経営危機を乗り切れるか〜
トヨタがプリウスのリコール問題で窮地に立たされている。この世界を代表するリーディングカンパニーがどうなるかは、日本の産業の浮沈にもかかわる事件である。

企業の動向をホロスコープで読み取れるかとなると複雑な問題がある。企業動向の判断は設立登記日でみていくがそれに企業の最高実力者の誕生日等も併せて複合的に見ていく必要がある。特に大企業になればなるほど利害関係者が増え、日本及び海外のその年のマンデーン図や競争企業の運気の強弱等もあわせてみていかなければならないし、重要な意思決定の時にはプラシュナ(ホラリー)もする必要がでてくる。それに最近できた新しい会社ならともかく、会社の設立登記日と一口に言っても曖昧な事が多い。結論からいうと個人の誕生日を扱うようなわけにはいかないのが正直なところである。

しかしまったく特徴や置かれた状況がしめされないのかというとそんなことはなく、大枠の特徴は示される。企業が置かれている現実との照合の中で上手に絞り込んでいけば、企業の未来予測や事業動向の把握にそれなりに役に立つ。例え個人のホロスコープと比べて精度は幾分か落ちてもまるっきり分からないということはない。

占術愛好者にありがちな偏った完全主義に陥ってはいけない。魚座新月図だけをテキトーに見てもたいして的中しないとうそぶいている占星術家もいるらしい。しかし、テキトーとはいい加減とは違う。70〜80%位の精度、的中率を狙うと言う事である。それ以上の精度を求めたければ、いわゆる秘伝秘儀という名の青い鳥を求めて、占いという大海を生涯むなしくさまよい歩けばよい。

それはともかく、トヨタのホロスコープを分析すると以下の特徴が出てくる。ホロスコープをみると、アセンダントからみた12室に公共性を示す太陽があり、太陽から見た12室に車の象意の金星がある。トヨタが海外生産、海外販売を積極的に行う企業である事を物語る。トヨタが環境問題にいち早く対応しハイブリッドカーの開発販売に力を注ぐのも12室という失うハウスに幸運度をもつからである。12室の強さは海外でのロビー活動のような政治的駆け引きにも強い力を発揮できる会社でもある。

トヨタ
トヨタのホロスコープ

金星は11室に在住して、2,9支配のダーナヨガを形成する。トヨタが2007年3月期連結決算(米国会計基準)では営業利益が2兆2,386億円となり、6年連続で過去最高を更新した上に日本企業として初の二兆円の大台を突破するほどの利益をあげる勢いをもつ<ことを意味する。

3室蠍座には定座の火星があり、技術開発や生産活動に執念を燃やす企業であるが、減衰のラーフがコンジャンクトしているのでそれをあまり派手には宣伝しないのである。12室の太陽と火星は6室にアスペクトし、機械の生産を重視する会社である。4室の木星はトヨタが日本的伝統を重んじる企業であり、グループ会社と一体化した家族主義経営を行う経営体質である事を示す。又、現在にいたる同族会社の企業でもある。

7室に土星があり逆行している。トヨタは反面取引先に対するビジネスは大変厳しく、ある意味でケチである。ジャストインタイムと呼ばれるトヨタカンバン方式は世界的に有名な生産ラインの合理化方式であるが、実は取引先や外注先の負担が大変に大きいと言われている。又、7室には海外との取引の象意もあり、過去にも海外でトラブルに見舞われている。

木星と土星はビジネスを表す双子座10室にアスペクトし、無類の商売上手と本業での強みを発揮している。そのトヨタは2008年に起こった一連の原油高、金融危機に直撃され、生産・販売台数を大幅に減少し、2009年3月期の営業利益が58年ぶりの赤字に転落した。その一方で皮肉にも世界販売台数は897万2,000台となり、前年の生産台数に続いて破産したGMから世界一の座を奪い取った。

トヨタダシャー
トヨタのダシャー

トヨタの今のダシャーは土星である。2007年までは土星/火星期であり、土星より見て火星2,9支配でかつヴァルゴッタマである。技術力にものを言わせて大いに発展し利益をあげても不思議はない時期である。しかし土星/ラーフ期にはいるやラーフ減衰の弱さが出てきた。ラーフには海外の象意があり、土星に5番目のアスペクトをし金星に9番目のアスペクトをしている。災いはまずリーマンショックをいう金融危機からおこり、続いてブレーキの不作動という生産の問題に見舞われた。いすれも海外からの災難である。

トヨタはより2010年5月より土星/木星期に入り生産活動は順調になる今がまさに正念場で踏ん張りどころである。2012年からは水星期のはいるので、このまま沈み込むようなことはない筈である。

追記1:24日の米下院の公聴会での豊田社長の対応は、アメリカ世論やメディアに一定の評価を得たようである。だが時期的にはすぐには沈静化しないだろう。

追記2:結果を示す記事を2つほど紹介したい。
毎日新聞からyahoo!japan配信の2011年2月9日の記事では、トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)につながった急加速問題について米運輸省は8日、「電子制御システムの欠陥は発見できなかった」とする最終報告をまとめた。電子制御システムと急加速との関連を否定してきたトヨタの主張をほぼ全面的に認めた形で、1年以上に及んだ一連の大規模リコール問題は、収束に向け大きな節目を迎えた。

 「意図しない急加速」で事故を起こしたとされるケースについて、米道路交通安全局(NHTSA)と米航空宇宙局(NASA)が昨年春から調べていた。

 報告書は、一連の急加速の原因を「アクセルペダルとフロアマットの機械的な不具合」と断定。さらに、車載のコンピューターの電子回路や28万行以上のプログラムなどを調べた結果、「電子制御の問題は見つからなかった」とした。

 8日午後、米運輸省で記者会見したラフード運輸長官は「入念な、徹底した調査を実施した結果、トヨタ車の問題は機械的なもので、電気系統の問題ではなかったことが明らかになった」と説明。「娘もトヨタ車を買った」「安全に運転できる」などと、トヨタ車にお墨付きを与えてみせた。また、10カ月に及んだ長期調査に関して「トヨタは責任ある態度で協力的だった」と強調した。

 ラフード長官は昨年2月、「修理が完了するまでトヨタ車には乗らないほうがいい」と発言するなど、トヨタに対して終始厳しい姿勢を取り続けていた。

 ◇「一段と信頼高まる」

 トヨタは8日、「電子制御システムについての(問題がなかったとする)調査結果を歓迎する」とのコメントを発表した。さらに「米国最高の科学者による綿密な分析で、トヨタ車の安全性に対する信頼が一段と高まるだろう」と強調。「トヨタ車の電子制御システムへの根拠のない臆測がなくなることを期待する」とした。

2011年2月9日毎日新聞配信の別記事によれば、米運輸省の「安全宣言」を受け、トヨタは米国消費者への信頼回復と販売の立て直しに弾みをつけたい考えだ。

 10年の米国市場でのトヨタ車販売台数は、大規模リコール問題が響き、前年比0.4%減の176万3595台と3年連続のマイナスだった。日米韓の主要メーカーがいずれも前年比プラスに浮上する中、トヨタだけが販売台数を減らした。シェアでは米フォード・モーターに抜かれ、06年以来4年ぶりに3位に後退。リコール問題の深刻化で広がった消費者の不安感を一掃できないまま、ほぼ独り負けに近い構図となっていた。

 劣勢にあるトヨタにとって、今回の最終報告書は、巻き返しの切り札になるとみられる。トヨタも、米国で販売する11年型の全車種に「アクセルとブレーキを同時に踏むとブレーキを優先する安全装置」を標準装備すると発表するなど、信頼回復に向けて動き出している。急加速問題で所有者が米国で起こした損害賠償を求める集団訴訟も、トヨタ側に有利な展開となる可能性がある。

 だが、米メディアは8日も「米運輸省が欠陥を発見できなかったことで『意図せぬ急加速』の問題がなくなったわけではない」(ワシントン・ポスト紙)などと厳しい指摘を続けている。「安全な車」というトヨタのブランド力を回復できるかが、米国市場でのトヨタ復活の鍵となりそうだ
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ユニクロ成功の占星術的分析
ファストリテイリングは日本経済がどん底景気と言われている中で、目下業績、株価とも絶好調の中にある。ファストリテイリングは、カジュアル衣料専門店、通称「ユニクロ」を全国展開している会社である。中国で委託生産しそれを日本で廉価で販売して成功した企業である。ユニクロの優れた所は海外生産と言っても現地法人に丸投げせず、日本人スタッフが行って品質管理を徹底した所に成功の秘訣がある。最近は更に海外生産を加速させる動きをしている。M&Aも虎視眈々 と狙っている。日本企業のアキレス腱である国際化、グローバル化に見事に成功し、不景気の中で高収益をもたらしているエキセレントカンパニーの代表であろう。これからの日本企業のビジネスモデルとなる企業である。はたしてユニクロはホロスコープに、その高収益体質、現在の順調な経営状態を反映しているであろうか。まことに興味深い所である。

ユニクロ
ユニクロの設立登記日のホロスコープ

ユニクロは東京株式市場が整備されて以後に設立された新しい会社なので企業設立に関するデータはしっかりしている。こういう企業群を対象に占星術的分析を進めれば、占星術とビジネスの関係が明確になり、企業の実益に役に立つ情報を提供できるだろう。そういう意味では力を入れていきたい分野である。

通称、「ユニクロ」の2室は蟹座にあり、定座の月、減衰の火星、そしてラーフが在住している。これがまず特徴である。火星は減衰しているが、定座の月とコンジャンクションしており、ニーチャバンガラージャヨガが成り立つ。月は2室支配、火星は4、11支配でここに2−11のダーナヨガが成り立つ。対向アスペクトの土星は8,9支配なので、更に2−9のダーナヨガも成り立つ。蟹座の庶民性と2室の衣料の象意が重なる。ラーフがそれを更にパワフルなものにしている。木星、土星のダブルアスペクトは更に勢いを与える。実に強力な蟹座2室であるまさにカジュアルウエアで大きな利益を上げられるよきカルマをもつ企業である。

アセンダントから見て12室にビジネスを表す水星が在住している。この水星は1,4の支配である。太陽から見た12室には魚座高揚の金星と定座の木星があり、これも海外で成功できる特徴をもつ。月から見た10室には牡羊座高揚の太陽があり、海外に向けての積極的なビジネス展開と冒険を恐れない企業家精神がうかがえる。ユニクロはアセンダント、月、太陽のいずれからみても、即ちスダルシャンシステムからみて海外に非常に強い会社であることが分かる。

ユニクロダシャー
ユニクロのダシャー

ヴィムショッタリダシャーを見てみても、2007年にダーナヨガを形成する月のダシャー期に入っていることからも好調な時期にあることが分かる。おまけに2008年後半からはアンタラダシャーに減衰ニーチャバンガラージャヨガの火星期になるので相当強い時期になっている。高収益を上げることは肯ける。その後のラーフ期、木星期もよい時期である。資金余裕のある人ならユニクロへの投資は絶対にお勧め銘柄である。ユニクロは株価操作によって儲かっているように見える虚業企業ではない。本業での強さをもつ安定銘柄である。
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吉野家〜不況時に利益を上げる会社〜
今の経済不況の中でも、すべての企業が赤字とは限らない。頑張っている企業がある。それは当然ホロスコープに反映されるものだろうか。もし反映するとしたら、企業の業績予測、株価予測、在庫調整、新製品の市場投入時期、適性配置等の企業コンサルティングに有効な手段となり得る。そのような企業の一例をあげてみたい。

牛丼の吉野家と言えば、知らない人はいないだろう。この企業は七転び八起きの典型的な企業だ。過去に破産宣告を受けたこともあるし、近年ではBSC問題でアメリカからの牛肉輸入禁止措置で苦境に陥っている。しかし、吉野家は2009年度2月の決算では、昨年を上回る43億円の経常利益をあげた。この動きを吉野家のホロスコープを見て確認していきたい。

4室の火星と10室の木星でグルマンガラヨガができる。店舗展開を中心に自力で事業展開をする会社である。月は6室にあって高揚するので、サービス精神旺盛な元気の良い会社である。月のナクシャトラはプラルヴァスなので几帳面なこつこつと努力をする企業である反面、環境変化には脆い会社でもある。

吉野家のホロスコープでは12室が目立つ。1、2支配の土星、8室支配でヴィーパリータラージャヨガの太陽、5、10支配でラージャヨガカラカの金星が、ここに在住している。12室にはいくつかのラージャヨガ、ダーナヨガができる。グルメ系の飲食を表す金星、政府関係を表す太陽、規制・制限を示す土星がここでコンジャンクションする。海外からの輸入牛肉取引は、メリットは大きいものの常にトラブルと規制問題が生じる傾向を示す。しかし、ヴィーパリータラジャヨガができるので、そのような苦境に陥りながらも、これに耐え抜いている。又、吉野家は香港、シンガポール等、東南アジアを中心に出店を行っている。海外への進出に意欲を燃やしている企業でもある。

吉野家
吉野家のホロスコープ

アメリカ産の牛肉が輸入禁止となった2004年2月は水星/ラーフ期である。アンタラダシャーのラーフはアセンダントからみて9室なので、商業道徳的問題、安全衛生等倫理的問題が発生する時期である。ラースが在住する乙女座の支配星は水星である。つまり水星の吉凶が強く現象化する時期である。水星は火星からみて8番目、ケートゥからみて9番目のアスペクトを受けている。つまり水星は2凶星のアスペクトを受けているので、この時期が水星の凶星化が最も強く出る時期になる。又、水星をラグナとすると、2室には3,4室支配の土星、10室支配の太陽、7,12室支配の金星がある。土星はアセンダントラグナである。2、7室のマーラカや3室のウパチャヤ、12室のドゥシュタナが絡んで、アリシュタヨガが形成される。当然、吉野家は苦境に陥る。

吉野家ダシャー
吉野家のダシャー

2006年10月以降は、水星/土星期に入る。この時期に土星は2室、6室、9室にアスペクトをする。木星は2室、4室、6室にアスペクトする。土星のもつ力が働いて組織化が進むこと、安全衛生問題のような法的整備の確率が行われる時である。ダブルアスペクトする2室、6室、ともに仕事がらみのハウスであるから、結果として利益を生むことにもつながる。因みに、吉野家は2007年10月に組織変更、2008年4月に安全チェック体制の強化を行っている。

利益を表す第2室にはもともと土星、木星がアスペクトするが、2008年〜2009年にかけてのトランジットを見ると、アセンダントからみた第2室に土星が7番目にアスペクトし、木星と火星がコンジャンクションする。トランジットアシュタカバルガも土星5点、木星6点と高い。今の時期に高収益をあげて当然とも言える星の配置である。2009年6月よりケートゥ期にダシャーが変わるが、この時期は地味ながら製品開発の進む時になる。

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派遣社員とトラブルを起こす会社
アメリカで起こったサブプライム問題に端を発した金融危機はまたたくまに全世界にひろまり、今や世界経済危機の様相を呈してきた。日本でも自動車、家電が先頭を切って大規模なリストラを行い始めた。特に派遣労働者があおりを食い、2008年3月には30万人の失業者がでるという予測すらある。来年の景気がどうなるかは改めてマンデーンで試みるとして、派遣労働者や取引先とちょっちゅうトラブルを起こしている中堅企業があるので、そのホロスコープを分析して見ることにしたい。

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中堅企業T社

T社は業種としては家電量販店に属する。アセンダントが蟹座にあり9室木星からアスペクトを受けているのでそもそも運が強い会社である。蟹座の支配星は月なので大衆を相手に商売をする企業である。10室金星は消費者に人気のある企業であることを意味し、それと同時に太陽が2室を支配し11室に在住するので、法人営業に強くそこで利益を得る会社であることがわかる。いかにも家電量販店らしいホロスコープをしている。乙女座の3室に凶星ケートゥが在住するので、開発競争に耐え抜く底力を持っている厳しく社員を鍛えている。9室に木星がありビンドゥも34点と高いので、本来企業倫理を守り社会に対して奉仕活動をする体質はある。

ここまではT社の強みであるが、この企業はそれ以外の面でいろいろと問題がある。双子座12室に5室、10室でRYKとなる火星があるので企業間の駆け引きや裏面の活動での幸運度は高いし、自社の企業トラブルを上手にマスコミに宣伝する術にたけている。つまり表面と裏面のちがいが大きい企業である。

更に言うと、火星が部下や労働者の表意である6室に7番目のアスペクトをしている。又、顧客や取引先の表意である7室には8番目のアスペクトをしている。更に抑圧の土星が山羊座7室にアスペクトしている。つまり2凶星が7室にアスペクトしているのである。これが派遣社員から訴訟を起こされたり、ライバル企業とよく問題を起こす根源である。1室支配の月も8室在住し、突然のトラブルで企業の評判を落としている。

木星はラーフと魚座でコンジャンクションしているので、かつて世話になった下請け先、取引先等の信頼を裏切る行為が多いであろう。
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企業占星術(1)〜旭化成〜
個人にはホロスコープがあり、国家にはマンデーンと呼ばれる政治経済社会全体をみるホロスコープがある。それではその中間の存在である企業、NPO法人、大学、同好会組織のようなものにはホロスコープは有効なのだろうかという研究テーマに興味がある。

そこで大企業、中小企業を問わず法人組織のホロスコープを数十社位調査研究してみたが、結論からいうとそれなりに有効と思われる。それなりという意味は、個人や国家の場合に比べると、企業の場合は若干精度が落ちるということである。しかし決して当たらないということではない。石川源晃氏も言っていたが、組織体には同調の法則(A law of Resonance)が働くようで、組織の運気、経営者の運気とともに組織構成メンバー間の同調、組織体と経営者間の相性等も作用するように思われる。石川源晃氏はこれをアディーのハーモニクスの応用研究の立場で行っていたが、私はインド占星術の立場でじっくり分析してみたいと思う。

しかしそれでも企業のホロスコープは、企業体質、企業収益の動き、株価の動き等に企業のホロスコープに影響を与えている。惑星の吉凶とそれが現象化する時期の読みが正確にできれば、企業戦略の方向性、生産調整、在庫、開発時期、市場投入時期、人材の登用、人事異動の時期等々の意思決定に必ずや有益な情報を与えることができるだろう。

旭化成
旭化成のホロスコープ

因みに堅実な企業として知られる旭化成のチャートをみてみよう。まず社員の気風を表す第1室をみてみよう。アセンダントのある蟹座には減衰の火星が在住している。減衰してるとはいえこの火星は5室と10室を支配してラージャヨガである。減衰してラージャヨガという矛盾した要素をどう解釈したらよいかということになるが、一口でいえば「堅実で謙虚な社風」ということである。

開発力を示す第3室には凶星のケートゥが在住している。ウパチャヤの凶星はよいとみる。第3室には好奇心という象意がある。第10室に在住する金星は、第4室にアスペクトバックして第4室を良くしている。旭化成はいろいろな分野に手を出して開発を試みるが、内向きの息の長いドメスティク商品の分野で強みを発揮している。たとえばベンベルグ、サランラップ、ヘーベルハウス等爆発的なヒットはしないもののライフサイクルの極めて長い「家庭」に密着した商品を開発している。ケートゥが機能的吉星であるということは医療分野も悪くない。事実旭化成は、人工臓器という新規事業分野では成功している。

ガージャケサリヨガと呼ばれる月と木星のコンビネーションが第12室で成立している。このガージャケサリヨガの品位は高い。双子座に在住するので抜群の情報収集力と知識水準の高さを誇るが、世の中に先行して切り開いていく力はない。

第11室にも凶星の太陽が在住し2室を支配している。これは富のヨガと呼ばれるダーナヨガである。第2室のビンドゥは31点、第11室のビンドは30点もあり
これにより安定収入を得る企業体質と運をもっている。

旭化成がスポーツ選手の育成に熱心なことはどこに出ているかと言えば、第9室に出ている。魚座の9室は木星支配である。ここにラーフが在住するので自社の利害だけを考えずに社会的意義を認める活動を熱心に行う体質がここにうかがえる。しかし、12室のビンドゥは21点と低いのでそのことについて特に派手なパブリケーションをすることはない。

こう見てくると旭化成の企業体質をよく表しているチャートということができる。これがダシャーやトランジットにどう反映されるのか興味深い。これから研究を進めていこうと思う。

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