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虚空蔵求聞持法(1)
先日、ある鑑定依頼の方で12室蠍座に高揚のケートゥ在住のホロスコープの持ち主がいた。12室蠍座のサルバアシュタカバルガが42点もあり、話を聞いてみるとその神秘体験は驚くべきものがあった。詳しい説明はブログでは避けるが、実は私も12室蠍座に高揚のケートゥが在住している。ビンドはそれほど高くないので前述の方ほど強い神秘体験は起こらない。そのパワーはずっと弱い。それでも時々自分でアレッと思うようなことが起こる。今、私のアンタラダシャーはちょうどケートゥ期に入った。そのせいかどうかは知らぬが、しばらく休んでいた密教ヨガの修行を、又再開したくなった。

私は、かつて吉祥寺井の頭公園にある宗教超心理研究所の本山博先生の下で、密教ヨガの修行をしたことがある。この先生が私の密教ヨガのグル(教師)である。インドアーンドラ大学で、ヨーガナンダのヨガ技法を学んだ方である。ここは日本の大学でタブー視されている超心理学の科学的研究に取り組んでいる数少ない国内機関である。私も念力、テレパシー、透視の実験等を手伝ったことがある。私のヨーガ修業はまだ完成したわけではないので、正確にはまだ就業中の身である。その時に実に不思議な経験をしたことがある。

瞑想は居眠りとは根本的に違う。心をチャクラに集中して静かにサマディーに入ることと睡眠とは根本的に違う。そこらへんの呼吸や意識の持っていき方が実はとても難しい。だが、その日はうまく坐れて意識の集中をマニプラチャクラ、アジナチャクラと順調に下から上へと進めていけた。その時だった。突然、丹田のあたりから声がしてきた。「我は虚空蔵菩薩である」とはっきり聞こえたのである。私は一瞬はっとなって、覚醒から覚めた。

私は占星術だの密教だのに興味を抱く割には至って無信心である。観世音菩薩だの地蔵菩薩だのという名は知っていても、虚空蔵菩薩という仏様の名はその時まで知らなかった。傍に仏像辞典があったので調べてみた。辞典には、この仏は広大無辺の智慧をもつ。この仏を信仰すると記憶力がよくなる。歌や芸能に優れる等々の事が書いてあった。私も人間であるからいろいろ欠点だらけの人間である。しかし、記憶力、芸能の才というのは私のすぐれた面ではある。不思議なものだなとその時思ったことがある。

しかし、瞑想を継続的に行ってある程度修業が進んでくると魔境に落ち込み、不思議な神秘現象を経験すると言われている。瞑想で一番危険な段階である。修業中にこういう声を聞くとは、これは魔境に落ちたかなとその時思った。そこで本山先生の高弟の方にその話をして、確認をお願いした。その時は心配ないと言われた。そういう現象が起こると言うのは、本多さんが過去世において虚空蔵求聞持法の修行をしたか、そういう修業をした高僧に深く帰依したかのどちらかですと言われた。虚空蔵菩薩は「アキャシャー」と呼ばれ、ヴィシュダチャクラ(喉の辺り)を代表する。「だから本多さんはとてもいい声をしているんですよ。その声は過去世の功徳によるものです」(因みに私が長年続けている趣味というかライフワークは声楽・オペラである。事情が許せば音大に行きたかった)そのように言われるとさすがに嬉しくなる。

空海や日蓮が虚空蔵求聞持法の修行をしている。偶然かもしれないが、私の父方は真言宗であり母方は日蓮宗である。

それ以来、私は旅行に行く度にそこに密教寺院があれば参拝をしている。京都醍醐寺の虚空蔵菩薩を始め日本各地にある密教寺院行く度に、自分の守護仏として深く信仰している。インド占星術の勉強を始めてからしばらく密教修業から遠ざかっていた。しかし、占星術を高いレベルで極めるにはスピリチュアルな世界の深い理解が必要となる。

インド占星術は、密教とは縁が深い。ケートゥ期はそういう修業にはちょうどよい時期なのでまた瞑想修業を始めようと思う。ベーダ思想、密教ヨガ、チベット密教等々こちらの分野でも学ぶべきことはあまりにも沢山ある。
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