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木星の順行再開、だが厳しい状況は続く
5月9日22時頃から木星が逆行から順行に変わった。14日位までは木星の動きが止まり「留」ともいえる状態になっている。木星が逆行から順行に変わったので、最近のようにテロ、大地震、石油下落のような世界を揺るがす現象はこれで終わりかなと思ったが、木星がやっと逆行から順行に変わっただけで、木星がよく作用しない状態が続いている。
即ち、木星は、

 ゝ婢
◆.灰鵐丱好
 減衰
ぁ.蕁璽/ケートゥ軸とのコンタクト
ァゞЮ韻らのアスペクト

等によって凶星化する。しかし現在の木星はまだこれらの状態から完全に脱しきっていない。

201605木星順行
 木星の留、順行の開始時

木星は順行に戻ってもラーフと接近しつつあり、6月に入ると木星の蝕ともいえる状態に向かいつつある。更に逆行土星土星が蠍座19度にあり木星とオーブ0度でアスペクトする。このオーブが狭くなりラーフともコンタクトする木星の状態は非常に危険である。5月9日以降起きた、オバマの広島訪問、パナマ文書の正式公開、東京オリンピックの招致疑惑、三菱自動社燃費偽装、ソチ五輪の薬物疑惑、桝添都知事の資金流用等々の問題が立て続けに起きている。これらは土星の厳しさとは違う。木星の正義が通るか否かのような事件がいろいろ急浮上してきた。それも不正の露見告発という名づけていうなら「グルチャンダラ現象」(私の造語であるが)が目につく。6月4日に新月になり5日に月は双子座に移動する。そうすると火星は月にアスペクトをする。木星とラーフのオーブは更に狭くなるので、例えば金融面に目を向けるなら株式市場は6月6日〜20日位までは暴落の可能性が考えられる。


20160514太陽牡牛座イングレス
太陽の牡牛座イングレス(5月14日)

更に太陽は5月14日に牡牛座にサインイングレスする。太陽は逆行火星、逆行土星からストレートにアスペクトを受ける。太陽が傷つくとともに、牡牛座の支配星金星も傷つく。7室からの凶星のアスペクトはここの所静かになっている対外関係、外交紛争が起こる可能性を示唆している。蠍座ラグナからみるとケンドラにある生来的吉星は木星、月だけである。まだまだ続く木星の凶暴化と太陽イングレスの一時的緊張を見守りたい。
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Lucky Gambling 2〜カジノでの賞金獲得〜

宝籤、競馬競輪、パチンコ、麻雀と賭け事やギャンブルの種は尽きない。日本でもカジノを導入しようかという動きがある。しかし上記のさまざまなギャンブルは、競輪競馬場の帰り道を「おけら街道」等とよぶように、あまり儲かったという話は聞かない。しかしそんな例もないわけではないで、どんな人がギャンブルで勝つのか、そしてそれはどんな時なのか事例を紹介したい。

Lucky Gambling 2
ラスヴェガスの「カジノで賞金を稼いだ人のホロスコープ

Lucky Gambling 2 tranjit
賞金獲得時のトランジットチャート

上図はラスベガスのカジノでスロットルマシーンにより大金を獲得した人のチャート及びその時のトランジットチャートである。

この時のトランジットのラーフはちょうどネイタルチャートのアセンダンダントの上に来ている。そしてこのラーフはギャンブルを意味する5室にアスペクトしている。ギャンブルや投機等に関心を持ちやすい時期になる。又、太陽はこの時「減衰」の位置にある。日常の仕事でか稼ぐ気持ちが希薄になった時に射幸心がむしろ出るわけで、ギャンブルでの勝利はこういう非日常的な出方をするものである。木星の位置もラーシサンディで普通の事柄ならばよくない。トランジットの火星も射幸心を表す5室にアスペクトバックしている。やはり5室の射幸心を大いに煽っている時である。トラジットの火星はネイタルの8室にもアスペクトしていて棚ボタ的な利益が上がる時でもある。

ネイタルをみると8室支配の土星は12室に在住しヴィーパリータラージャヨガを形成する。しかもそこに執着のラーフがある。月ラグナでみると2室と5室は星座交換している。ナバムシャではチャンドラマンガラヨガがある。こんなチャートの持ち主が、トランジットチャートで射幸心を刺激する配置になると、ギャンブルで勝利するものらしい。こうした出方は通常の幸不幸とはちょっとちがったでかたである。

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獅子座ソーラーイングレスとトランジットチャート
 8月17日より太陽が獅子座に入る。太陽が獅子座2室という定座に入る時である。この状態が9月17日まで続く。この瞬間の配置をみると射手座,双子座の6-12軸でグルマンガラヨガ、チャンドラマンガラヨガが形成される。経済的には悪くないが、火星は7室に8番目のアスペクトをかけるので、外国との水面下での駆け引き、陰謀、外交が盛んに行われるだろう。

201308ソーラーイングレス
2013年8月太陽イングレスチャート

201308火星土星アスペクト
2013年9月11日トランジットチャート

そして8月20日になると、火星が蟹座にイングレスする。火星と土星が相互アスペクトを作る。土星が高揚し火星が減衰する。土星にはラーフ、ケートゥが絡んでいる。月は蠍座3度に近い位置となりディープな減衰をする。なぜか知らないがインド占星術でもマンデーンになるとしばしばスクエアを問題視している事例にぶつかる。つまり西洋占星術的な見方をしている。もしこの見方が許されるのなら、9月11日は火星、ラーフ、ケートゥはそれぞれ14度でTスクエアを組む。これらは決してよい形ではない。自然災害、地震、突発事故の起きやすい配置である。しかし、一方で木星は射手座にアスペクトバックし土星にもアスペクトをかける。水星は高揚、太陽はムーラトリコーーナとよい位置にあるのでそれほど深刻な事態にはならない。個人的にみると蟹座ラグナの人は注意を要する時である。

※9月11日の動きではっきり確認されたのは、尖閣列島での日中の激しいつばぜり合いである。釣魚島領海で中国と日本の船14隻が激しい駆逐戦と中国誌は報道している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00000033-xinhua-cn 
Yahoo!ニュース

以下はYahoo!ニュース9月11日からの引用記事である。

中国の海警船7隻からなる船隊が当日午前、釣魚島(尖閣諸島)から8カイリの海域に進入し、海上パトロールを実施していたところ、海上保安庁が7隻の執法船を送り込み、監視と阻止を行った。

日本側は中国船に対し、同海域から離れるよう警告したが、これを拒否された。中国海警船は日本側に向かって「ここは中国が管轄する海域だ。日本の船は中国の主権を侵害している」と叫んだ。

日本メディアはこうした動きを受け、「11日は日本が尖閣を国有化してからちょうど1周年だ」と指摘。中国国家海洋局は10日に釣魚島(尖閣諸島)周辺で大規模なパトロールを開始したと発表しているが、「中国側がこの敏感な時期に対日圧力を強化しようとしている」と警戒感を示した。

同じような力の対抗は外交当局の間でも繰り広げられた。齋木昭隆外務次官は10日、外務省に駐日中国大使を呼び、厳重に抗議した。菅義偉内閣官房長官も「極めて遺憾」と表明。「領土、領海、領空を守るため引き続き厳正に対応する」「絶対に譲歩しない」などと公然と述べている。

一方、中国外交部は「中国側の釣魚島の主権を守る決意と意志はゆるぎない。中国公船が中国の釣魚島領海でパトロールを行うのは管轄権を行使した正常な公務活動だ」と反論。「日本側は故意に挑発している」として、「それによりもたらされる結果を必ず負担しなければならない」と警告した。

一部の海外メディアはこうした日中の攻防について、「日本側の態度は昨年と変わらない。これでは中国側を激怒させるのは必至だ」との見解を示している。
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Lucky Gambling(1) 〜ギャンブル勝利の時〜
どんな真面目な人でも「射幸心」というものはある。普段、博打やギャンブルをやらない人でも休暇で旅行等した人は、思い切りギャンブルを楽しむ。その中の少数の人は大金を手にする。ラスベガスでのカジノでの楽しみ等その代表的な例である。ではギャンブルで大金を手にした時、人はどのようなトタンジットチャート、イベントチャートをしているであろうか。

Lucky Gambling 1
ギャンブル勝利時のトランジットチャート

本格的には本人のラーシチャートとギャンブル勝利時のトランジットチャートを2枚併せてみていくものであるが、トランジットチャート(この場合はイベントチャートでもある)だけでもけっこうその時の状況はでるものである。また、本人のラーシチャートで示す傾向が、トランジットチャートでもそのままストレートに出るものである。つまり、もともと「ギャンブル運」のない人は、いくらトランジットチャートがよい時に一時的な大金を手にすることはあっても、それで財を築くことはない。

不良所得によって大金を得る(或いは多くの場合、逆に大損をする)ギャンブルは、一般的には不道徳なものと考えられている。「ばくち打ち」などという稼業はまともな職業とは思われていない。面白い事に、ギャンブルは不道徳という価値観がチャートにそのまま出ている。

上図は正月の休暇を利用して旅行にでかけ、ラスベガスで大金を手にした人のトランジットチャートである。不労所得やギャンブル運は8室でみていくと考えられるが、上図では8室には火星がアスペクトバックしている。8室の象意である「突然のプレゼント」と「不道徳性」をどちらも強めている。「投機」を意味する5室には木星が在住ししかも減衰している。そこに火星がアスペクトし土星がアスペクトバックしている。5室に凶星がアスペクトしその内の一つはアスペクトバックして5室を妙に強めている。太陽も決して良い位置にはいない。

宗教性、倫理性を表す9室にも火星、土星がアスペクトしている。これらでみると、ギャンブルで勝利した瞬間というのは一般的な意味でよいチャートはしていない。ギャンブルの本質をそのままズバリ表すチャートであり。これが勝負運を強める現象として出てくると思われる。

Lucky Gambling 1 アシュタカバルガ
ギャンブル勝利時のアシュタカヴァルガ

更に面白いのは、アシュタカバルガの点数である。2室は35点、11室は36点あることから一時的に金運にめぐまれるであろう。しかし、5室のビンドゥは21点、7室は19点と異常に低い。ギャンブルで大金を得るがすぐにそれを失い、結婚生活が破綻する可能性を示唆する。

これはほんの一例であるので、これだけでギャンブル運をどうみるか法則化できるものではもちろんない。しかし、こうした分野の研究を進める上で参考データにはなるだろう。私ももう少し検証事例を集めたいと思う。
 
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土星/ラーフコンジャンクション

1月14日より、ラーフが天秤座にイングレスして土星とコンジャンクションする。凶星同士のグレートコンジャンクションができる。戦争、災害、事故等が起こりやすい表示である。そして同じ日に太陽が山羊座にイングレスし高揚の火星とコンジャンクションする。

土星ラーフコンジャンクション
2013年1月14日土星ラーフコンジャンクション

この土星ラーフコンジャンクションは金星支配の天秤座の上で起こる。日本で観察できた直近の蝕は牡牛座で起こっているので、これも金星支配である。金星の象意に関わる災害、犯罪のが起こりやすいかもしれない。日本のラグナを射手座とすると金星は6,11室支配となり金融、経済をめぐる競争が活発化し、その成果も出てくるが同時にトラブルも生じるとみることができる。金星と木星は1−6軸で星座交換するので、6室が絡むので領土問題が新たに生じるかもしれないが、1室は機能的吉星として水星が働くので国民経済や経済はこの期間は順調にいく。或いは、この瞬間は、牡羊座、天秤座、山羊座と活動宮に多くの惑星がある。射手座からみると山羊座は2室、天秤座は11室でここに高揚凶星の火星、土星が入っている。2室に太陽があるので、政府主導の経済活動がかなり活発に動くとみてもよいだろう。しかし凶星なので必ずしも楽観はできない。火星にとって太陽は敵対星なので火星自体がパワフルなだけに経済政策の積極策が暴走ともなる危険が伴う。
 

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トランジットチャート〜羽生結弦SP世界最高点の瞬間〜
 若干17歳の男子フィギュアスケーター羽生結弦選手がNHK杯男子SP(ショートプログラム)で世界最高点95.32を記録して23日の時点で1位となった。この時点でのトランジットチャートをみてみよう。スポーツイベントの最終的勝利はもちろんイベントチャートだけで見るものではなく、本人のラーシチャート、ダシャー、アシュタカバルガトラジット等々種々のチャートを分析する。しかしその中でトランジットチャート、イベントチャートが参考になるのも事実である。

羽生結弦選手は23日のSPでは世界歴代最高の95.32点で首位に立った。一方、高橋大輔選手は4回転ジャンプに失敗して高橋大輔はシーズンベストの87.47で2位でこの日は終わった。

羽生結弦     高橋大輔
  羽生結弦選手のホロスコープ   高橋大輔選手のホロスコープ

2人のラーシチャートを簡単に読んでみよう。生時は2人とも不明なので、お昼の12時に設定している。羽生選手は優れたアスリートによく見られる火星と土星がアスペクトをくみ、その火星と土星は蠍座にアスペクトし蠍座には太陽、木星、水星が在住している。太陽ラグナでみれば体力を示す1室蠍座が力強く、職業を示す10室に火星がくる。月ラグナでは10室に金星がくる。高橋選手は魚座に太陽水星金星が在住し水星減衰、金星高揚のニーチャバンガラージャヨガをもつ。太陽ラグナでみると1室高揚の金星は美しい金星のとれた身体と美的センスの優れた人となる。羽生選手と同じく10室には火星が在住し月ラグナから見た場合、10室には木星がくる。両者とも優れたスポーツ選手となる資質十分である。2人とも金星が強いので美を競うフィギュアのようなスポーツにふさわしい

20121123SP時
23日SP開催中のトランジットチャート

23日に羽生、高橋両選手はいずれも19時過ぎに出場したのでラグナは双子座となる。羽生選手はこの時月ラグナでみると木星は5室にあり1室、9室、11室、逆行木星でみると8室火星、10室金星にアスペクトし土星トランジットとは10室でダブルトランジットしている。ここに金星、水星もトランジットしている。火星トランジットはウパチャヤの6室にアスペクトしている。

一方、高橋選手は月ラグナで見ると木星は1室にあり月とコンジャンクションして5室、7室、9室にアスペクトしている。逆行でみると4室、6室、8室火星にアスペクトしている。土星トランジットは6室にあり高揚はしているが、8室でダブルトランジットである。火星トランジットは3室に8番目のアスペクトをしている。

2人を比較すると高橋選手はシーズンベストの87.47で2位なのでもちろん悪い配置ではないが、やや不安定な要素がある。これに対して羽生選手はぐっと安定した配置である。これで見る限りNHK杯は羽生が高橋を振り切る可能性が高いとみることができる。
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浜崎あゆみ(インド占星術編)〜結婚離婚時期〜
 浜崎あゆみの結婚離婚について、今度はインド占星術でみていこう。結婚時期は2011年1月1日である。この時のダシャーは木星/土星期である。木星からみて土星は7、8室を支配していて獅子座に在住している。やはりよくない結婚期である。

浜崎あゆみ
浜崎あゆみのラーシチャート

離婚したのは2012年1月16日である。木星/土星/金星期になる。木星から数えて金星は4室在住、4室支配である。4室には火星が在住し土星が3番目のアスペクトをしていて4室を傷つけている。浜崎あゆみの離婚理由が本人が言う通り「日本に帰ってきたかった」とすれば理屈に合っている
配置である。アセンダントからみて恋愛の5室に土星があるので、本来性急で焦った結婚は禁物の人である。それにしては軽率な試みをしているので、これが破綻の大きな原因になっている。

浜崎あゆみチャラダシャー
ジャイミニチャラダシャー

チャラダシャーでみると2011年はレオ期であり、獅子座はGKの土星が在住している。この位置から7室に惑星はないし、DKも絡んでいない。つまり普通は結婚する時期でないということがチャラダシャーでも検証される。従って、この結婚はもともと無理があったと言えるだろう。
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伊良部秀輝〜寂しすぎる最期〜
 元ヤンキーズの伊良部秀輝さんが、カリフォルニア州の自宅で首をつって死んでいるのが発見された。享年42歳だった。関係者の話によるとによると伊良部さんは、約1カ月前に夫人と離婚していたらしい。その後は独り暮らしで、数日間連絡が取れなくなったので心配した知人が、自宅を訪れたところ遺体を発見したという。発見されたのは27日午後4時だが、死後数日が経過していた可能性もある。阪神引退後に開店したロサンゼルス市内のうどん店「SUPER UDON」の経営が行き詰まり、09年に日米独立リーグで現役復帰したが右手腱しょう炎で思い通りにいかなかった。近所の人からはひどく落ち込んでいいるようyに見えたと言う。伊良部選手は豪放な外見に似合わない繊細な神経の持ち主であったと伝えられる。彼の死亡前後の状況をホロスコープで確認してみよう。

伊良部
伊良部秀輝ネイタルチャート(お昼の12時に設定)

太陽ラグナでみると、太陽は高揚し外見は堂々とした押し出しと威厳がある。金星は12室で高揚していて木星がアスペクトバックしているので海外で活躍できる人である。月からみて12室在住の火星も定位置にあるのでメジャーリーグにいきたがるタイプである。しかし金星は2,7室支配のダブルマラカであり、2室水星には火星がアスペクトしている。減衰の土星がコンジャンクションしており性格的な弱さ、神経の細さがうかがえる。

伊良部自殺時
自殺時のトランジットチャート

まずネイタルの月からみた7室には土星、火星の2凶星がアスペクトしており、もともと結婚運は悪いと言える。死後、数日が経過している可能性があると言う事なので、死亡時を24日辺りに持ってくると7室双子座にはトランジット土星からのアスペクトがあり、火星と金星はともにラーシサンディの度数域に入る。従って7室は完全に凶星に取り囲まれる。7室は結婚と死のハウスである。月からみた6-12軸をみると、6室には減衰のケートゥ、ラーシサンディの火星があり、12室には減衰のラーフとトランジットの土星、火星がアスペクトする。競争の6室と損失の12室をひどく傷つけている。事業の失敗、離婚、体調不良等が一時に出てくることになる。

なにはともあれ伊良部選手のご冥福を祈りたい。
 
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サディサティ(2)〜吉凶の区別〜
月の在住するサインとその前後のサインに土星トランジットが回って来ると、災害、事故、不運、病気に見舞われるという法則がある。これをインド占星術では「サディサティ」と呼ぶ。土星が1ハウスを移動するのに約2年半かかるとして、合計7年半がこの期間がサディサティになる。しかし、私自身の運命も含めて、土星トランジットが「サディサティ」と呼ばれる位置に来たからと言って、すべての人が不運や災害に見舞われという事実は必ずしもないというのがかなりの人の印象である。これについてはラオ先生の高弟のグールさんによる面白い研究がある。

まず彼はサインのアセンダント毎に土星の支配星と月の支配星を調べている。その結果以下のような仮説を提示した。

1 火のサインのアセンダントの時、土星と月はよい関係ではない。
2 他の9つのサインのアセンダントでは土星か月かのどちらかがよい
  支配星を持っている。
3 金星支配の牡牛座と天秤座では、土星はラージャヨガカラカとなる。

即ち、火のサインでサディサティが起こる時、他の9つのサインでのサディサティと比べて、より厳しい結果となる。土星がラージャヨガカラカを作るサインでのサディサティはそれほど悪い結果を招かないと言っている。つまり一口にサディサティと言ってもサインと支配星により吉凶が分かれると結論している。

よきサディサティ
よい結果をもたらすサディサティ

サディサティの吉凶は、土星や月が良好なハウス関係にある時、サディサティはむしろよい結果をもたらすと結論づけている。この場合良好なハウス関係とは1番目、5番目、9番目の関係にある時である。上図のような惑星配置の場合のサディサティは、土星は4室、5室支配のラージャヨガカラカ、月は5室在住で10室支配であるので、土星トランジットが月及び月の両側のサインにイングレスしてきても悪い影響はない。
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シンクロニシティ〜鑑定時の”意味ある偶然”〜
私は占術に妙なオカルト主義を持ち込むことに反対だし、ユングを占星術に結びつけることにも賛成できない。なぜなら、占星術はあくまで天体の運行を基本にする占術だからである。そこに神秘主義を持ち込むのは基本的に間違っていると思う。

だが、それはそれとして、鑑定時にしばしばシンンクロニシティ的現象に出会うことがある。シンクロニシティは「意味のある偶然の一致」のことである。ユングによって提唱された所から、、一般的に日本語では「ユングの共時性原理」と言われる。ある物事が原因ー結果という因果関係だけで起こるのわけではなくて、非因果的な複数の事象の同時発生によって起こるいうものである。従来の「因果性」とは異なる原理として、易占いやタロットのような占卜系占いの理論的根拠となっている。

ユング
若き日のユング

ユングが共時性原理を提唱するきっかけとしてよく例に挙げられるのが黄金虫の話である。ある時、ユングが精神治療をしていたある神経障害の女性が、幼時にトラウマの原因となった昔の事を話していた。自分に黄金の甲虫をかたどった宝石が与えられる夢のことをユングに話していると、ちょうどその時に治療室の外の窓をトントンと叩く音がした。2人がそちらの方を見ると夢の中の甲虫をかたどった宝石に良く似た黄金虫が窓にぶつかっていのである。ユングは虫を捕まえて彼女に渡した。彼女は手の中の黄金虫をじっと見ているうちに彼女の心の内面の壁が崩れていくのがわかり、これをきっかけに彼女はユングの治療を素直に受け入れ回復に向かった、という話である。ユングはこの現象にヒントを得て、同時性原理の法則を提唱した。彼はしばしば神秘的能力を発揮した人である。

ある時私は電話で急に鑑定依頼を受けた。生年月日も聞いていなかったので、モバイルを持ち込んでその場でホロスコープを打ち出すことにした。約束の場所に行く電車の中で、いわゆる「ラオの青本」を拾い読みしていた。その時、たまたま子供の出生に関る個所を読んでいた。「子供の出生前に土星と木星の両方が以下のポイントにアスペクトしないかぎり、子供は生まれない。5室か5室の支配星又は9室か9室の支配星に両方の惑星が同時にアスペクトする」と書かれていた。その時は鑑定依頼客の案件など等知らず、たまたま開けた頁を読んだにすぎない。

出生
鑑定時にその場で出した出生チャート

鑑定依頼客と喫茶店で会って、誕生日を聞きモバイルで画面上にチャートを映し出した。その時のチャートが上図である。下図はその時のトランジットチャートである。

出生トランジット
鑑定時のトランジットチャート

聞けば、既に臨月に達しているが、近々離婚予定であるという。ふと出生チャートとトランジットチャートを見て驚いた。なるほど、9室の支配星の火星が土星とコンジャンクションし、そこに木星がアスペクトしていた。さっき車中でたまたま読んでいた個所のことがそのまま当てはまるチャートであった。おまけに火星トランジットは月トランジットと対向アスペクトである。こりゃまもなく出産だな、とその時思った。(実際に、月トランジットが牡牛座にイングレスした頃に出産したと後で聞いた。}

「なんだ今読んだ事例そのままのチャートじゃないか」私は唖然とした。「こんなことってあるのか」と心中でそう叫んでいた。なんとも不思議な感に打たれたものである。まさにユングの同時性原理そのままの現象であった。こういう偶然の一致の経験は2度や3度ではない。因みに私のケートゥは12室蠍座にあり高揚している。これは強い直感力を示すものなので、こういう神秘体験を時々するのかもしれない。
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