オバマ大統領の危険な兆候(3)
2010.09.13 Monday
最後に、ヴィムショッタリダシャー、ジャイミニチャラダシャー、トランジトとみてきたが、ヴァルシャハラ(ソーラーリターン)で2010年の彼の運気を見てみよう。こういう見方はないと思われているむきがあるが、インド占星術には太陽回帰を見て行く見方は当然ある。ヴァルシャラと呼ばれ、パラーシャラ方式やジャイミニ方式と並ぶインド占星術の大きな柱である。

ラーシチャート

2010年のアニュアルチャート
バラクオバマのラーシチャートとアニュアルチャートを比較してみよう。ラーシチャートのラグナはアニュアルチャートのラグナから見て6室になる。又、アニュアルチャートのラグナはラーシチャートからみて8室になる。アニュアルチャートのマラカにあたる2室乙女座には、火星、減衰の金星、6、7支配の土星が在住している。ラグナの支配星の太陽はラーシからみて7室、アニュアルチャートからみて12室に在住している。こんな形でアリシュタヨガを形成するのでかなり危険性が高い。だが2室に魚座から定座木星がアスペクトしている。月は高揚し強い生命力を表す。これらによりアリシュタバンガとなるので、危機から脱せる余地は十分にある。

ムッダダシャー
アニュアルチャートにおいてラーシチャートのヴィムショッタリダシャーに対応するのがムッダダシャーである。そのムッダダシャーを見ると、2010年9月12日〜18日は土星/火星期であり、凶星の土星と火星の働きが活性化する時にあたる。ヴィムショッタリダシャー、トランジット、ヴァルシャハラ、ムッダダシャー等を総合するとここ4〜5日が最も危険な時期と言わざるを得ない。だが私は「占星術師、オバマの暗殺を予言」などという虚妄のアジテーションは嫌いだ。できればはずれて欲しい。
星の配置が危険だからと言って必然的に起こるというものではない。もし連邦警察がオバマの警護を怠ればかなり危ないとは言い得る。しかし、今が危険な時期であることをよく認識し、オバマの身辺警護をこの時期により強固なものとするならば、こうした災難は避けうる。死亡なら重傷に、重傷なら軽傷に、軽傷なら無傷で済ますことは可能である。安全確保の体制整備は占術の予言より優先する。占いは「転ばぬ先の杖」ではありうるが万能ではない。

ラーシチャート

2010年のアニュアルチャート
バラクオバマのラーシチャートとアニュアルチャートを比較してみよう。ラーシチャートのラグナはアニュアルチャートのラグナから見て6室になる。又、アニュアルチャートのラグナはラーシチャートからみて8室になる。アニュアルチャートのマラカにあたる2室乙女座には、火星、減衰の金星、6、7支配の土星が在住している。ラグナの支配星の太陽はラーシからみて7室、アニュアルチャートからみて12室に在住している。こんな形でアリシュタヨガを形成するのでかなり危険性が高い。だが2室に魚座から定座木星がアスペクトしている。月は高揚し強い生命力を表す。これらによりアリシュタバンガとなるので、危機から脱せる余地は十分にある。

ムッダダシャー
アニュアルチャートにおいてラーシチャートのヴィムショッタリダシャーに対応するのがムッダダシャーである。そのムッダダシャーを見ると、2010年9月12日〜18日は土星/火星期であり、凶星の土星と火星の働きが活性化する時にあたる。ヴィムショッタリダシャー、トランジット、ヴァルシャハラ、ムッダダシャー等を総合するとここ4〜5日が最も危険な時期と言わざるを得ない。だが私は「占星術師、オバマの暗殺を予言」などという虚妄のアジテーションは嫌いだ。できればはずれて欲しい。
星の配置が危険だからと言って必然的に起こるというものではない。もし連邦警察がオバマの警護を怠ればかなり危ないとは言い得る。しかし、今が危険な時期であることをよく認識し、オバマの身辺警護をこの時期により強固なものとするならば、こうした災難は避けうる。死亡なら重傷に、重傷なら軽傷に、軽傷なら無傷で済ますことは可能である。安全確保の体制整備は占術の予言より優先する。占いは「転ばぬ先の杖」ではありうるが万能ではない。