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公務員の占星術的特徴〜太陽の惑星位置〜

太陽には権威、プライドという象意があり、そこから転化して政府、公共性という意味もある。一般的に太陽の力強い人は政治家、公務員に向ており、逆に太陽の弱い人は政治家、公務員に不向きであると言われている。本当にそうだろうかと思って、キャリ官僚、地方公務員、技官、事務官、出世した人しなかった人を問わずアットランダムに太陽をはじめとする惑星の強さ弱さを調べてみた。サンプル数は20と少ないし、惑星の位置だけを見ていてアスペクトやハウス支配の状況、分割図の状況等は考慮に入れていない。時間もお昼の12時うまれとした。しかし、物事を単純化してみるのも一つの方法である。調べた結果は以下の通リであった。

太陽高揚5名(片山さつき、杉田水脈、太田充、今井雅人、実際はオペラに夢中だが生活のために地方公務員をやっている人でその素人オペラ団ではボス格の人)

太陽定座1名

木星高揚2名D9で高揚3名、内グルチャンダラ1名(前川喜平)

木星定座4名

太陽減衰4名(佐川宣寿、うだつの上がらない地方公務員2名、D9で1名(桜井誠)

月減衰2名

やはり太陽高揚の人は多かったが、いずれも政治家に転身したり、官僚として最高の地位まで上り詰めたりした人に限られる。タレントに転身した今井雅人の場合は良くわからない。意外だったのは木星が強い人が多かったことで、清廉潔白を求められる役人に木星が強い人が多いのは心強い。但し、前川喜平氏は逆行木星でそこにラーフがコンジャンクションしていて、文科省のキャリアでありながら援助交際の店に頻繁に通ったり、退職後は政府批判の立場に立つというのは、そういう木星の徳を台無しにしていると言える。

逆に太陽減衰の人も4名いた。先日、公文書偽造疑惑で喚問された佐川宣寿氏は太陽がD1で減衰いてもNBRYであり成功したといえるが、出世街道を歩いていながら最後に躓く人は、太陽の減衰の弱さがどこかに残るように思う。地方公務員でうだつがあがらずやる気のない人が太陽減衰というのは肯ける。桜井誠氏は日本第一党という右翼のミニ政党の党首である。彼の主張に共鳴する人もかなりいるが、彼のあまりに強い政治主張にはついていけないという人も又非常に多い。こう敵を作っては政治家になっても大成は難しいだろう。

結果をみるとそれなりのものは出ていると思うが、これだけでは不完全である。サンプル数をもっと増やすのと、有意差の出やすい分類の工夫、及びより正確な誕生時間の把握をこれから進めていきたいと思う。

 

 

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佐川宣寿氏の国会証人喚問とホロスコープ

27日に森友学園の国有地売却問題をめぐる財務省の文書改ざん問題で、佐川前国税庁長官が証人喚問を受けた。与野党議員とのやりとりでは、安倍首相、昭恵夫人、麻生財務大臣の関与をはっきり否定し、自らの責任を認めた。その一方で誰がどういう理由でどんな経緯で改ざんがなされたのかについては、刑事訴訟に触れるとの理由で一切の証言を拒んだ。財務省の優秀な官僚がどういうことからこういう不始末をするようになったのか、その人物象に興味があったので彼のホロスコープを調べてみた。残念ながら生まれた時間が分からないので、アセンダント、月はスキップしてその範囲内でみてみた。その範囲内であってもけっこう納得いくところがある。

佐川宣寿

佐川宣寿氏のホロスコープ(生時はお昼の12時で設定)

佐川宣寿D9

D9ナヴァムシャチャート

佐川氏が答弁で突っ込まれると「私の説明不足でした」としばしば言っていた。彼はD1で火星と水星がコンジャンクション、D9では火星が水星に8番目のアスペクトをしている。確かにシャープな頭脳をうかがえるが持っていることは、火星の影響を受けている水星の持ち主は、必要な事しか言わない、無駄なことは言わない傾向がある。そういう意味では、政治家の関与を否定し自らの責任を認めても、その経緯については一切口を割らなかった彼の個性がよく出ている。水星は太陽と8度のオーブでありコンバストの範囲である。一方でのそうした説明のまずさはこういうバルゴッタマの水星の弱さ現れている。

注目すべきは太陽で、天秤座で減衰している。太陽には政府、与党、権威等意味があり、一般的に太陽が減衰している人は政治家や公務員には向かない。彼の場合は太陽の高揚星座の支配星火星とコンジャンクションしNBRYになっているので、そういう弱さは補って余りある。そうでなければキャリア官僚として国税庁長官まで上り詰めることはない。しかしながら、減衰惑星の弱さはどこかに残るもので、彼が組織に忠実なあまり、自ら「トカゲの尻尾」という損な役回りを演じなければならない羽目になる。こういう弱点は普通は悪いダシャー期に発現してくるものなので、今が水星期か太陽期かと推測することができる。

しかし彼のD9はまことに素晴らしい。太陽は逆に高揚し水星と火星は定座、木星と土星はアスペクトバック、ラーフケートゥもよい位置にある。これが彼をして大きくは失脚しない原因であろう。太陽高揚こそ組織防衛のために口を割らなかった所以であろう。こうナヴァムシャがよい以上、いったんは「蜥蜴の尻尾」に甘んじるかもしれないが、晩年は必ずそれなりの地位を維持すると思う。

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小林よしのり〜突然の思想的変化〜

小林よしのり氏は1998年に「戦争論」を書いた当時は、明らかに右翼思想の持ち主である。それが最近になって特に2016年頃から政治思想の転換が目立つようになった。片山さつきへの批判、共謀罪の反対、天皇退位をめぐる民主党支持等々、その言動は右翼から左翼に代わってきた。最近の総選挙では立憲民主党の候補者を支持し、枝野幸男、辻本清美、山尾志桜里、有田芳生の選挙応援を行う等々3〜4年前の彼の言動からは考えられない思想的転換ぶりである。これは一対どういうことであろうか。

小林よしのりD1

小林よしのりのホロスコープ

上図は小林よしのりのホロスコープであるが、3室土星高揚(ヴァルゴタマでもある)、6室ラーフとウパチャヤ凶星である。逆境に強く打たれ強い。1室に定座ヴァルゴッタマの太陽があり政治的関心が強く、性格はプライドが高くかつ傲慢である。10室に高揚の月があり大衆受けする人気がありかつ感情的な面が強い。金星と10-12の星座交換をしていて派手な面がある割には社会の第1線に立つことはない。個性的な人間であるが、彼の特徴は他に木星0度、土星0度のRSである。0度の度数配置というのは両方の星座の影響を受けるので、不安定性や中途半端な面が弱点として出てくることである。

小林よしのりダシャー

ヴィムショッタリダシャー

彼は2006年までは伝統的保守的な性質をもつ木星期であった。そして今は改革破壊の象意をもつ土星期である。

アイゼンクの図式

             アイゼンクの図式

心理学者アイゼンクの因子分析を用いた政治心理分析では固い心を持つ人は左右どちらの政治思想をもっても、共産主義者かファシストになるという説である。小林よしのりはウパチャヤ凶星、定座ヴァルゴッタの太陽、高揚の月と男性惑星、ラーフとケートゥの絡む火星等々凶星の強さが目立つ。つまり性格的には完全に「固い心」の持ち主である。従って木星期は右翼であり土星期は左翼となる。それもラーシサンディとい特徴から極端から極端にぶれる一面をもつことも頷ける。

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手塚治虫に見るラーフとGKY

時の経つのは早いもので、手塚治虫が盛んに作品を書き人気のあった時代は遠く過ぎ去った。彼の代表作品である「鉄腕アトム」や「火の鳥」「ジャングル大帝」「アドルフに告ぐ」等々テーマ性のある漫画について子供心に何となく感じていたことだが、彼の生涯を調べてみるとやっぱりそうだたのかという思いを深くした。彼はもともとは医学部卒業の昆虫好きということだそうだが、漫画の中にもそういった特徴はでている。「生命」というのが彼のキーワードなのだそうで、「戦争や災害の犠牲者をからかう」「特定の職業を見下す」「民族、国民、そして大衆を馬鹿にする」描写だけはしてはならないということを述べている。ロボットが人間以上の能力と感情をもつ、不死鳥として永遠の命を長らえいろいろな人生模様をみていく。当時はまだ科学技術に対する夢があり、生命に対する夢と挑戦という時代だったのだろう。

手塚治虫D1,D9

さて手塚治虫のラーシチャートを見てみると、9室牡羊座に木星がありそれが5室にアスペクトバックしている。木星はナヴァムシャでは高揚している。高い思想性に裏打ちされた芸術表現をしている。さらに5室には技術の火星と大衆的人気の月がアスペクトしている。火星と月はコンジャンクションして財運を示すチャンドラマンガラヨガであり、さらに好奇心を表す3室には2、11支配でダーナヨガの水星がある。この水星はヴァルゴッタマであり漫画で十分に飯が食えるだけの才能と運を持っている。

手塚治虫D10

手塚治虫というと長時間労働の仕事人間ということで有名なので仕事に関連する部分も見ていきたい。まずラーシチャートの10室には「飽くなき執念」を表すラーフがある。しかも牡牛座の位置は高揚のラーフである。ここに厳しさを表す土星がアスペクトしているので自らを鞭打って働いたことだろう。更にダシャムシャを見てみると、木星高揚、火星定座、月がアスペクトしている。専門意識の強い人だったと思う。月と木星がガージャリケサリヨガであり、ナヴァムシャでも月と木星でガージャケサリヨガを形成している。彼は多くの漫画大賞や文部大臣賞などを受賞しており、その名声は今も続いている。まさに「永続する名声」である。

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渡辺貞夫と栄誉賞

渡辺貞夫は薩摩琵琶師の父親の元で生まれ、演奏会を聞いて感動してジャズミュージックの世界に入った。サックス奏者・フルート奏者である。ジャズ教育のメッカであるバークリー音楽大学で学んだ。活躍の主な舞台は専ら海外である。

渡辺貞夫

渡辺貞夫のホロスコーブ

渡辺貞夫D9

  ナヴァムシャチャート

渡辺貞夫の奥さんは賢妻といわれているが、なるほど7室支配の月が4室にありヴァルゴッタマである。逆行火星と太陽が1/8の星座交換をし、土星は1室で太陽とコンジャンクションしている。伝統音楽分野以外での器楽分野での活躍と栄誉を得ると読めるる。海外を示す12室には土星がありそこに木星がアスペクトしている。海外での音楽活動の成功を物語る。

渡辺貞夫ダシャー1

渡辺貞夫ダシャー2

ヴィムショッタリダシャー

彼は多くの栄誉賞得ている人であるが、その受賞時のダシャーを見ると非常に面白い。大きな栄誉賞を貰っている時は、必ずと言っていいほどラーフとそこに強いADが絡んでいる事である。以下に示す通りである。

1988年5月 ロサンゼルス名誉市民賞受賞。(土星は定座)ヴァルゴッタマ)

1995年11月 紫綬褒章受章。(金星はヴァルゴッタマで木星のアスペクト)

1996年 米国バークリー音楽大学より名誉音楽博士号授与。

2014年 栃木県名誉県民。(MDは木星、ADはラーフ)

2015年10月、ブラジル政府より「リオブランコ国家勲章」が授与される。

ラーフの象意に「勲章」という意味があるが、なぜ凶星のラーフにという気がするが、確かに人がいわゆる「○○賞」を貰う時はラーフが絡む時が多い。

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スーパームーンをめぐる占星術の話

9月28日は満月に加えて月が地球に最も近づく日になる。そのため月が大きく見えるスーパームーンの日となる。残念ながらこの日は雲が多く出て、見事なスーパームーンは見ることができなかった。

20150928スーパームーン.jpg
  スーパームーン

古来より月の満ち欠けを始めとする月の光の作用は人の精神状態や生活に影響を与えると信じられてきた。インド占星術では月の影響を重視し、月に関わるいろいろの見方がある。月の在住する星座の本人の精神状態への影響、月のナクシャトラの性格や相性の見方、月のナクシャトラによる「ダシャー」と呼ばれる運命サイクル、太陽と月の相対的位置を問題とする「パンチャンガ」というムフルタ(日取り選定)の中核的技法等々がある。月の「見えざる力」を古代人は深く信じてきたようだ。

しかし現代の科学は月の満ち欠けは人間の精神状態に影響を与えないという結論を導き出した。カナダのラバル大学の心理学者の研究チームはパニック障害や自殺行動、原因不明の胸の痛みなどを持つ入院患者770名の患者を3年間にわたって調査した。研究チームは患者の症状と月の満ち欠けとの関係を調査したが、特別の因果関係は確認されなかったという。ただし満月前の1週間は不安発作の発生症状が32パーセント低下したという傾向パターンは確認されている。研究チームのGenevieve Belleville教授は今回の研究によって、精神的な症状と月の満ち欠けの関連性は全く無いことが証明されましたと言っている。

しかしこの研究結果が直ちに占星術を否定することにはならない。精神的症状と月の満ち欠けの関連性だけに焦点を絞って統計的に検証していけばそのような結論はでるかも知れない。しかし占星術の月の見方はもっと多様で複雑である。精神的症状を示す占星術的指標は月以外にも多くある。占星術では一つの特徴ではそうであってもそれを打ち消す特徴が他にあればそれは現象化しない。月が減衰している人でも、それが満月の位置にあったり火星や木星のアスペクトを受けていれば出方は全く違う。ハウスの位置が違えば吉凶もちがう。潜在意識の持ち方、精神力のあり方、運気との関係、日の吉凶等々はまた別の見方をする。そういう総合的な研究を期待したい。

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最低星位にある3室及び6室の支配星の拡張概念
うちゃのブログにこんな事が書いてある。以下に引用する。

ラグナ・ロードが高揚するか、定座か、あるいは、ラグナにアスペクトするなら、6室、8室、3室に在住して減衰する惑星はラージャヨーガの結果をもたらす。(『ブリハット・パーラーシャラ・・ホーラー・シャーストラ』の第39章、電子書籍『パーラーシャラの例外則』から引用)
    
最低星位にある3室の支配星と6室の支配星(3室と6室に在住している最低星位の惑星についても言えることです)が、とても良い結果をもたらすことは間違いありません。(『ラオ先生のインド占星術、運命と時輪』下巻16ページ)

最低星位にある3室の支配星と6室の支配星(3室と6室に在住している最低星位の惑星)がよい結果をもたらすという「特別の法則」については私も非常に興味がある。

ちょっとみると、ヴィーパリータラージャヨガの概念とよく似ているように思える。一口で言うと「マイナスのマイナスはプラスである」という考え方では共通している。ヴィーパリータラージャヨガとは6室,8室,12室の支配星が自分の支配するハウス以外のハウスに在住すると成り立つラージャヨガである。つまりドゥシュタナハウス間で成り立つラージャヨガである。これに対して「特別のヨガ」は原則ウパチャヤハウスに適用される法則である。それでは8室と12室にもこれが当てはまるかどうか拡張概念として考えてみたくなる。

基本原則を確認すると、ハウス分類として
3室 ウパチャヤ
6室 ウパチャヤ、ドゥシュタナ
8室 ドゥシュタナ、中立
12室 ドゥシュタナ、中立

となる。そうすると「特別の法則」とは「ウパチャヤハウス」である3室、6室に関してのみ成り立つものなのかなと思える。しかし実際のリーディング例をいくつか見てみると、8室にも当てはまるのではないかと思えるし、12室も弱いとはいえ何らかの考慮が必要なのではないかと思われる。12室の場合は、幸運をもたらすというより不幸はもたらさないという弱い意味あいでしかないが、無視はできないと思う。そもそも「減衰(最低星位)」の惑星というのはなかなか不思議な作用をもたらしているので、それらを含めてこれからの研究していくテーマになるだろう。
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野村沙知代〜逆境にめげぬ生涯〜
生涯現役を名乗った名名監督野村克也氏の妻、野村沙知代のホロスコープを見てみよう。サッチーとしてタレントで売り出してた反面、wikipedia等を見ると、社会的一般通念として考えると不名誉なこととが書かれている。ちょっと首をかしげたくなるが、そのまま放置されているということは真実性が高い考えていいのかもしれない。出生時間が不明なのであまり突っ込んだことには踏み込めないが、そんなことも参考にしてホロスコープを見てみる。

野村沙千代.jpg
野村沙千代ホロスコープ(生時は不明)

彼女の人生の特徴としてあげられるのはやはり男運の悪さだろう。まず月はケマドルマヨガである。夫を示す太陽はラーシでは火星、ラーフとともにありナヴァムシャでは減衰している。本人の社会性は大いに傷ついているし、それとともに夫で苦労するとも言える。この場合の夫とは必ずしも野村克也氏のことばかりでなく米軍将校と結婚としていたり、野村氏との結婚の経緯もスムーズではなく、その他全般の男性遍歴では苦労していると言えるだろう。魚座の太陽、火星、ラーフの3凶星は同時に7室ケートゥにアスペクトしているので夫を同時に傷つけてもいる。野村克也氏も彼女の種々にスキャンダルや脱税問題等で、野球人生そのものに悪影響を蒙っている。

野村沙千代D9.jpg
 ナヴァムシャチャート

しかしその障害多い人生を歩んできた割には、彼女は社会的に成功者だ。他に強い特徴がある筈である。ラーシ、ナヴァムシャともにガージャケサリヨガができるが品位はけっしていいとは言えないがパワーにはなっているだろう。ラーシでは月は金星、火星、土星からのアスペクトを受けていて天秤座の「世渡り上手」の才能はかなりある。ナヴヴァムシャでも月は双子座でやはり社交性がある。水星はヴァルゴッタマであり月の光も強い。太陽からみると2室に金星、水星があり、話し上手、家族思いの特徴がでる。こんな点が種々のスキャンダルにもめげることなく彼女を有名にした原動力だろう。

木星は高揚するがハウス支配は悪く機能的凶星である。土星もニガラドレッカンの範囲にありこれも凶星化している。木星、土星ともにパワフルなだけに、裏目にでるときな臭さが残る。そのような人生を歩んできたことは否定できないようだ。
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月の減衰
減衰惑星はいろいろ不可思議な働き方をする。インド占星術においてもっと研究しなければならないテーマだろう。月の減衰ももちろん研究対象だ。

栄久庵憲治
月の減衰をもつホロスコープ

上のホロスコープは工業デザイナーとして成功した人物のホロスコープである。水星が強くそこに火星、土星が絡んでいるので工業デザイナーに向くであろう。生まれた時間は早朝である。太陽の両側に惑星があるのでウバヤチャリヨガとなる。木星と月はオポジションでガージャケサリヨガとなる。そして月は減衰している。減衰惑星は単にその惑星の働きが弱いだけで、成功しないということではない。この人は専門分野ではいろいろ実績を残している人だが社会的には無名である。殆どの人が名前を知らない。月には「大衆」の象意があり、この惑星が減衰していると大衆的な人気を博して成功することは難しい。しかし専門分野では知る人ぞ知る人物である。このように減衰惑星があっても、ホロスコープ全体がよければ、それなりに社会的に成功はするが、同時に減衰の弱さも併せ持つことになる。
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ラーシで高揚、ナヴァムシャで減衰
いろいろな人のホロスコープをみていくと、木星なり金星なりの同じ惑星がラーシで高揚(減衰)しナヴァムシャで減衰(高揚)するチャートを時々みることがある。これはどう読んでいくのか戸惑うことがある。

木星高揚
ラーシで木星が高揚

木星減衰
ナヴァムシャで木星が減衰

上図のようにD1で木星が高揚し、D9で木星が減衰するとどういうでかたをするのだろうか。ラーシチャートで木星が高揚していれば保守的伝統重視のタイプで知識欲があり上司運もあり、若い内はともかく中年期以降は道徳的な行動をする。もっとも上図のようにドゥシュタナの8室に木星があると、木星の徳がだいぶ損なわれる。ところがこれでナヴァムシャの木星が減衰していたりすると追い込まれたり岐路に立たされた時に別人か思うような驚くべき行動をする。普段の保守的道徳的行動とはうってかわり、上司教師を無視したり、掟破りの行動、秩序破壊の行動を平然と行う。その結果、自ら運を損なったり信用を無くしたりする。観察しているとこのような傾向がみられる。ラーシチャートは全体を示し。ナヴァムシャは深いレベルの意識や結果を示すものと考えるとこのことは納得がいく。深い潜在意識部分が、追い込まれた時に顕在化するのだろう。

このことは金星、土星、太陽等他の惑星が高揚減衰の両用の出方をしていると、似たような極端な行動になって現れる。
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