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姓名判断(1)〜漢字の字義 
人の名前が人間の運命にどの程度影響を当たるのか、正直言ってよく分からない。占星術家の立場からはそれほど研究していないのでその効果のほどはあまり確信はもてない。姓名判断は世間で言われているような字画だけでみていくものではない。音韻、漢字の字義、命理との関係等を総合してみていく。その中で私がしばしば確認しているので、漢字の字義が人に与える影響が一番大きいように思う。

例えば、「静」という名のつく女性は気が強いとよく言われている。そうなのかなと思って〜静と名のつく身近な女性を行動観察すると確かにそのような傾向がある。それも字義通り、積極的に行動に出るというより物静かな中にも芯が強いタイプである。静という字を分解すると「青」と「争」に分けられる。「青」は澄み切るという意味をもち、争いが澄み切っておさまる、つまり静かになるということである。沈着冷静とか弱い犬はよく吠えるとかいうように、芯の強い人は一般的に普段は物静かである。

しかし「漢字の字義」をどう解釈するかということになるとこれはなかなか難しい。難しいというより学識がいる。漢字博士のような学識が必要になる。漢字の字義学というのは一つの確立された学問となっている。まず漢字は甲骨文字から始まり次に金文がくる。字体としては篆書、隷書、訓書、行書、草書、楷書と続く。時代により漢字の形や意味は変化するので標準的な意味を康煕字典等で調べる必要がある。一般的にはそこまでいかなくても、白川静、加藤常賢、藤堂明保各博士の漢字辞典でよく意味を調べればほぼ間違いはないだろう。実際にやってみるとこれはかなり手間暇を要する作業だ。占い師が漢字博士になれる訳はないので、名付けや改名に際して命名料をいただくとすれば、この調査にかかる手間暇に対する作業料、調査料ということになる。

それとその名前と命理系占術(必ずしも四柱推命に拠らなくてもいい)の示す先天的傾向との整合性も考慮にいれなければいけない。そうすると命理系占術の知識も必要になる。この作業は漢学者や漢字博士ではできないことなので、ここに占い師の存在価値を見出せばいいだろう。
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