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エドガー・ケイシー〜眠れる心霊治療家〜
エドガー・ケイシーは20世紀最大の霊能者である。具体的には「眠れる心霊診断家」と呼ばれいる。wikipediによれば以下のように記述されている。

彼の得意とする手法はリーディングと呼ばれる。まず、彼は他者による催眠状態において第三者からの質問により、アカシックレコード(アカシャ記録)と言われる宇宙意識から宇宙の知識を引き出す。次に、それに基づいて個人の体を神経の状態や各臓器の状態また体の状態なども透かしたように話し病気の治療法などを口述する。彼のリーディングの記録は14000件にもおよび、米国のAssociation for Research and Enlightenmentで利用可能な状態で保管されている。彼の表層意識が答えているわけではないので、予言者というより、治療者・回答者であるとされる。そして、未来のことは確定しているわけではなく、人の意思にかかっているときっぱり言い切っている。「眠れる予言者」とも言われるが、「眠れる心霊診断家」とでも言った方がよい。近年彼の方法でALS、リウマチ、MS、エイズ、パーキンソン病、がんなど難病を治癒した人が何人も出てきている[要出典]。また、彼の方法を利用しがんなどの手当てをしている療法に、ホクシー療法がある。この彼が言った心、体、魂を治し健康な体と精神をこの世に存在させる療法をケイシー療法と呼び、それを応用している。

ケイシー
Edgar Cayce

このような記述から、彼が病気治療に関して際立って優れた霊能力をもっていたことが分かる。それをインド占星術のホロスコープで裏付けられるであろうか。

「健康」や「病気」という象意は普通第6室で見る。彼の6室を見るとムーラトリコーナの木星に5,10支配の火星がコンジャンクトして、チャンドラマンガラヨガを形成する。チャンドラマンガラヨガは自力で運を切り開く特徴をもつが、確かにケイシーの病気治療法は非常に独創的で誰かに教わったというものではない。更にビンドをみると木星=7/38点、火星=6/38点と非常に高い。つまり6室に係る幸運や才能をもつことを物語るものである。奉仕、献身、病気治療の予知能力面でみるべきものがある。彼はその治療行為においても強いて料金を取ることもなく、ほとんどボランティアーに近い形で貢献している。

ケイシー2
エドガー・ケイシーのホロスコープ

第8室は水瓶座にあり、金星、土星、水星、ラーフと惑星集中している。8室の示す「霊能力」は、彼の場合、どのように使われているだろうか。特別にラージャヨガ等はない。土星がムーラトリコーナ、水星が12室支配で8室在住のヴィーパリータラージャヨガとなっている。エドガーケイシーはその霊能力を使って特に金儲けを企むものではなく、あくまで彼自身の精神的満足、道徳的行為に使われたものである。水瓶座の特徴である人道的見地、理想主義的救済行為をめざしたものであろう。

宗教性を表す第9室は魚座にあり太陽がある。彼は聖書を読むことが一生を通しての熱心な趣味であったといわれている。牧師か医師になって苦しんでいる人々を助けたいという気持ちが強かった点で、魚座の9室の特徴がよく出ている。それににもかかわらず職業上の牧師や医師にならなかった(或いはなれなかった)のは、太陽のビンド=3/18点と低いためであろう。治療行為に使う時間も短かった。しかし、職業上の牧師や医師ではなかったが、結果的には高徳、慈善の行い、瞑想による病気治療等による輝かしい名誉に輝いている。月ラグナで見た時も、木星は9室に在住し慈善の行いをしていたこと、太陽は12室で魚座にあり慈悲を使命としていたことが分かる。

霊性を表すナバムシャチャートを見ると、木星と月がガージャケサリヨガと呼ばれるコンビネーションを組み、精神世界での永続する名声を獲得することを示している。実際にエドガーケイシーは病気治療に関しては、最近になってもますますその名声は高まり、近代医学にも適用されて成果を上げている。ここら辺りがエドガーケイシーの輝ける側面である。

ケイシー9
ケイシーのナヴァムシャチャート

彼はそのキャリアーにおいて、保険のセールスをしていたが、咽頭をこわし、会話がままならなくなったため写真家に転向している。なるほど第2室を見るとケートゥがあり、会話の不自由さとまではいかないが、口の重さ、無口な点がうかがえる。

職業と関わる2室、6室、10室をみると、6室の労働以外のハウスには、特に社会的名声や仕事の面の成功を表す特徴は出ていない。月が10室に孤立して存在しケマドルマヨガとなる。ケートゥも9番目のアスペクトをしている。実際に、仕事面では鳴かず飛ばずで終わっている。ナヴァムシャでも、水星減衰、土星減衰で力はない。病気治療のフィジカル・リーディングでも、それに対する対価は募金制だったため、生活は苦しかった。しかし、木星が10室の月にアスペクトしているので、なんとか生活位はやっていける助けはあったのであろう。

このようにみていくと、精神世界で評判の高い人でも万能の人というのはなかなかいない。ケイシーは困っている人々を救済したいという高い志と、きわだって優れた病気治療の霊能力はあった。しかし、社会的予言能力や金儲け・世渡りの運や才能はなかった。

こうした例は霊能者に限らない。このようにどういう方面に力を発揮すればよい評判を得るかというのは、その人物のホロスコープを分析するとすぐわかる。これぞ開運の秘訣だ。自称「霊能者」が本物か偽物かも判断できる。これは占い師でも同じだ。「風水師」と言われる占い師は2室(利益)に特徴があることが、しばしば確認される。命理系に優れた占い師は、一般的に土星(持続力)がよい。従って、「カリスマ占い師」「驚異の預言者」「本物のヒーラー」(8室のあやしさ=詐欺師)などと自称して過剰宣伝している輩が、本物か偽物かぐらいは、ホロスコープをみればすぐにわかる。ただし、それと世俗的な成功とは又、別である。芸能界で、歌がうまい下手と人気がしばしば一致しないのと同じである。 




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