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稲盛和夫〜あまりにちがう理想と現実のギャップ〜
稲盛和夫は不振にあえぐ日本経済の中で、有能かつユニークな経営者のひとりである。1959年、社員8人で京都セラミツク(現・京セラ)を設立し、10年後、株式上場。ファインセラミックスの技術で世界的な企業に成長させた。1984年には第二電電(DDI、現・KDDI)を設立した。現在は再生をはかる日本航空の社長でもある。

稲盛氏は盛山塾を始め若手経営者の育成熱心にも行っている。又、独特な経営管理手法「アメーバ経営」が有名である。1997年には臨済宗妙心寺派円福寺で得度を受けた。『稲盛和夫の実学 経営と会計』をはじめおおくの経営本やCDを出し、稲盛経営12ケ条なる稲盛経営哲学を大いに説いている。そのような意味では、単に利益を追求するだけの経営者ではない。日本の経営者では数少ないビジョン追求型の経営者である。

私は稲盛氏はそういう立派な人なのかなと思っていた。しかし、反面私の知る範囲では、京セラの社員の内部告発や京セラと取引をする会社や営業マンからの評判はまったく逆である。社員からは京都ではなく狂徒セラミックと呼ばれるほどにこき使われるという悪評がある。商売においては徹底的に値切られこんなえげつない会社はないと異口同音に取り引き先の営業マンは言う。まったく散々の評判である。複数の人から聞く意見なので必ずしも思い込みや偏見でないと思う。あの理想を説く稲盛経営哲学とこの現実のギャップ、この2重人格はどこから生まれるものなのであろうかと思う。もちろん、2重人格と言ったからと言って必ずしもネガティブな意味ばかりではない。

稲盛和夫
稲盛和夫のホロスコープ

稲盛和夫氏の誕生時間は不明なので、太陽、月を中心としたラーシチャートの範囲でとりあえず見てみた。ナバムシャも見れる範囲のみ確認している。実際にはこの範囲でもかなりの事が分かる。完全なチャートでないから何も分からないという意見は観念論的理想主義者のたわ言に過ぎない。レクティファイや誕生時間が分かった時点で再度より詳しい分析を行えばそれですむことである。

太陽から見た時、2室水瓶座に金星がある。稲盛氏は外見はやわらかいおっとりした印象を与える。京都だから言うわけではないが、彼の顔立ちはおっとりした公家顔である。一見「麻呂」という感じすら与える。(実際の彼は剽悍で尚武を尊ぶ薩摩隼人であり、ここら辺からして2重人格性を感じさせる)木星は理想主義の魚座にアスペクトバックし理想主義を説く。月からみて10室にラーフがあるので他人の為にひと肌脱ぐ気持もある。ラーフ/ケートゥ軸の配置もよく、理想主義を説く人である。

しかし彼のホロスコープで最も特徴的なのは、高揚木星と高揚火星の間にできるチャンドラマンガラヨガである。火星高揚は手段を選ばぬ強引さや冷酷さを物語る。そこに理想主義の木星パワーが加わるわけだから、他者に対しては自己犠牲的な負担や完全主義を求める。理想主義の木星と言っても逆行、ムリュチュバーギャ、火星土星の凶星アスペクトが絡むわけだからそんな甘ちゃんではすまない。稲盛イズムの2重人格的性格の本質はここにある。一部の人はそれでもついていくが一部の人からは厳しく批判される由縁である。

山羊座で高揚する火星のそばに、太陽、土星の凶星がある。山羊座の性質とあいまって、実利と権力掌握の為には手段を選ばない。水星からみて2室に3凶星があるわけだから当然利益追求に関しては厳しい手を打ってくる。

高揚木星と火星、土星が絡むと高い専門能力を要求する性質を生む。彼が古い体質の自民党よりどちらかというとテクノクラート的な民主党を支持するのもこれが理由である。
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