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中内功〜価格破壊と晩年の没落〜
中内功氏はダイエーの創設者で価格破壊による成功と晩年の凋落ぶりが印象に残る。しかし、彼自身はその生き方に悔いはなかったであろう。ダイエーの歴史を簡単にまとめると以下のようになる。

ダイエーは1957年に医薬品や食品を安価で薄利多売する小売店としてスタートした。当初は薬局で、後に食料品へと進出していった。流通業界の既成概念を打ち破る価格破壊は、当時画期的なものであった。

1972年には百貨店の三越を抜き、小売業売上高トップにまでのしあがり、更に1980年には日本の小売業界初の売上げ高一兆円を達成した。その後、さまざまな買収や強引な乗っ取りを通じて多角的に事業を次々と展開しグループ拡大に奔走した。1991年には経団連副会長に初の流通業界出身者として就任することにより、名実共に業界をリードする存在となった。

そこまではよかったのだが、その後息子達を後継者にしたいあまり、有能な部下を辞職に追い込んだり、周囲をイエスマンで固めるなどしてワンマン体制の弊害が露呈していくことになる。

バブル崩壊後、地価の下落がはじまってから、地価上昇を前提として店舗展開をしていたダイエーの経営は大きく傾くようになった。消費者意識が「価格」だけでなく「品質」重視に変わったことへの対応ができなかったことも大きい。家電量販店のような専門店がライバルとして出現したことなどもあり、ダイエーは次第に時代遅れとなり凋落が始まったのである。

こうしたダイエーの歴史を中内氏のホロスコープと対応させてみてみよう。

中内功
中内功氏のホロスコープ(生れた時間は不明)

中内氏の蠍座には特徴がある。太陽ラグナでみると火星は5,10支配のラージャヨガカラカで5室在住、定座に位置する。月とチャンドラマンガラヨガになっている。流通革命、価格破壊、多店舗展開、買収による拡大路線等彼が手がけた事業は、利益を上げるためには手段を選ばぬ強引さを感じさせるものであり、それゆえの成功でもある。蠍座の火星は直感力に優れるため自己の判断を過信する傾向があり、これがワンマン体制の原因となっている。

乙女座にできている木星/ラーフのグルチャンダラヨガは通常、恩知らずのヨガと呼ばれるものだが、ダイエー創業当時は、貧しき庶民の味方として、安売りによる貢献を心がけたとも言える。

1室に太陽、水星が接近した位置にあり水星はコンバストされている。自己の願望成就では力を発揮できるが、客観的な視点に立てない弱さがある。サインの構成をみると蟹座、蠍座、魚座と水のサインが多く人情家ではあるが意外な位ウエットである。実際に中内氏は人情家を思わせるいくつかのエピソードがある。乙女座に土星、木星、ラーフがあり気は細かいが豪快さがない。意外と地味な性格である。これが息子を後継者にすることにこだわったり、周りをイエスマンで固めたり、過去のやり方にこだわり新しい時代の変化に対応できなかったことの性格的原因であろう。こういう気質では新しい時代の変化に対応することが苦手であろう。

5室にケートゥがあり木星がアスペクトしているので、高度な学問に対する関心は高かったであろう。晩年の流通科学大学への理事長就任がこれを物語る。流通経営学への真摯な研究態度があったと思う。
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