Astrological Academy


CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
サティヤサイババ〜インドの霊的指導者逝く〜

インド国内で多くの人が聖者、霊的指導者として認めるサイババが死んだ。彼の霊的能力や行動についていろいろ批判あるが、彼がインドのいくつかのアシュラム、病院、学校をもち教育、医療方面での社会奉仕事業で大きな貢献をしたことは何人も否定できない。彼が生きている内に一度アシュラムを訪づれたかった想いが残る。残念である。

サイババ
サティヤ・サイババ

欧米のメディアはしきりにサイババのスキャンダルを報道するが、不思議なことにインドのメディアも有識者もサイババの批判はしていない。それどころか、
サイ・ババの逝去に際し、マンモハン・シン首相は以下のとおり声明を発表している。いずれにしても彼は評価をおおきく2分している。

サティヤ・サイ・ババ氏ご逝去の知らせを聞き、深い心からの悲しみにある。サティヤ・サイ・ババ氏は霊的指導者として、人類を、それぞれの信じる宗教を守ったまま、正しく、また意義のある生き方へと導いてきた。氏の教えは真実、正しい行い、平和、愛、非暴力という、普遍の理念に基づくものだった。

サイババはよく
物質化現象によって信者にプレゼントしていると言う話がある。私も彼が掌から金粉を出したり指輪を取りだしたりする映像を見たことがある。(それが本物であるかどうかは知るよしもない)それ以外にも病気治療でしばしば奇跡を示したと伝えられている。さて彼の超能力は本物なのだろうか。彼のホロスコープをチェックしてみたい。

サイババのホロスコープ
サイババのホロスコープ(お昼の12時に設定)

サイババの誕生日は、astrodatabankにはっきりと記されているが、誕生時間については信頼性がないと書いている。こういう時は時刻修正をかけるのが正式の手続きである。だが、アセンダントからみるハウスの吉凶、分割図、ダシャー、トランジットをみないということであれば、その限界内でそれなりの事は見ていける。全く不明などということはない。私は完全でなければすべて無などという極端な立場はとらない。サイババの時刻修正は時間のある時にじっくりやってみたい。その時は又、ブログに改めて書くつもりである。

そういう前提のもとでサイババのホロスコープを見てみよう。お昼の12時で設定した時、太陽は蠍座度にあり、月は双子座度にある。これなら太陽も月もこの日生まれであれば蠍座、双子座にあると考えてよい。太陽ラグナから見て行くとぱっと見て分かる通り、蠍座の惑星集中である。おまけに牡羊座の火星がアスペクトバックしている。蠍座には4惑星が集中しているので完全にサンニヤシヨガである。又水星、金星、土星のいずれも太陽の熱に燃やされるコンバストの度数以内にある。彼には確かに強い霊的パワーがある。木星は月ラグナから見て2室の蟹座にアスペクトをかけ、2室支配の月がラグナとなっている。蠍座も蟹座も水のサインであり、サイババは水のサインが優勢の人である。水のサインは表面はおとなしくても内面の感情は激しく強い霊性をもつのが特徴である。そして蠍座はその中でも念力系のパワーが強い。太陽ラグナでみると木星は2,5支配で経済を示すダーナヨガである。そして2室にはケートゥがあり信仰をタネにして金銭を集める能力のあることを示す。そして彼がよく示した物質化現象という能力の源泉ともなる。太陽からみた月は8室にあり、月からみた木星も8室にある。木星は減衰しているのであまり高次元ではないが、オカルトパワーは確かにありそうである。8室からのパワーとなると多少の妖しさ、いかがわしさもうかがえる。微妙な所である。しかし、月とラーフがコンジャンクションしている。これは弱者に深い慈悲心をもつ宗教家の特徴である。彼が世界中の数百万の信奉者(その中には日本人も多数いるだろう)から金を集めたが、(その中にはいかがわしい要素もあるかもしれないが)それを社会奉仕事業や貧民救済、病人救済のために使ったというのは紛れもない事実である。ここに彼の徳がある。汚く稼いで女や我欲の為に金を使ったわけではない。

江戸時代の大阪商人は、がめつく稼ぐが稼いだ金はきれいに使うということを理想にしたそうである。確かにかつての大坂はそうであった。金儲け+社会意識というものがあった。(現代の大阪はもはやそのような徳を失っている。えげつないビジネスばかりが横行している。これが関西経済地盤沈下の最大の原因である)懐徳堂や適塾のような教育機関を自弁で設立したり、山片 蟠桃や富永仲基のような優れた在野学者を多く育てて経済の再建に貢献した。そういう意味ではサイババは「えげつなく稼ぐが、稼いだ金はきれいに使う」典型的人物かもしれない。 

追記:一説によると誕生日自体に信頼性がないという話がある。(この話の真偽自体もはっきりしていない) 一方で彼の死亡した生年月日時間ははっきりしているので、彼の死亡時刻でホロスコープを作成してみた。ところが死亡時刻のホロスコープと伝聞の誕生日のホロスコープにあまりにも酷似しした特徴があるので驚いた。(あとで掲載・解説してもよい)そういう理由でこのホロスコープをあえて載せた。生前に伝えられている誕生日が本当に彼の誕生日であるかは別にして、もし創作だとしたらかなり占星術に詳しい人の創作だろう。その場合、霊能力の高い人のホロスコープは例えばこういう風になるしこう解釈できるという参考にしていただけたらよいと思う。それだって勉強になる筈だ。

この記事のリンク | 霊能者/聖者 | comments(2) | trackbacks(0) | top↑ |
コメント
本多先生の記事は、毎回偏見や先入観に囚われていない素晴らしい内容だと思います。私もどんな人にもある良いところを見ることが出来るようになりたいです。
| ともかず | 2011/04/28 2:03 PM | top↑ |
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
| 本多信明 | 2011/04/29 1:17 AM | top↑ |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://chardash21.astro459.com/trackback/1428186
トラックバック
<< スーちゃん死す〜田中好子のホロスコープ〜 | main | ダライラマ法王による震災の四十九日法要 >>