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松永安左衛門〜電力の鬼〜
 2011年3月11日の東日本大地震、福島原発事故を契機として、日本のエネルギー政策、原子力発電は大きな転機を迎えた。肥大化して今や官僚以上に役人的と評される東京電力や巨大化した原子力利害集団を前にして、その改革、再編成が叫ばれている。いまやかつてのようなエネルギー開発はコスト高を招くだけとなり、効率化のために電力会社分割案等が浮上している。

だがそれは経済成長が停滞し、需要より製品の供給過剰となった経済成熟社会の改革の手段である。30年以上前の日本は、経済成長が盛んでエネルギー供給は常に逼迫していた。慢性的な電力不足の時代の経営課題は今とは逆である。電力不足のための産業需要に支障をきたしているにもかかわらず、中小の配電会社が乱立していた時代においては、電力会社の整理統合合併は必須の課題であった。だが当時においても、現代とは方向性は逆であるが、現状打破や改革は容易ではなかった。しかし、松永安左衛門は、電力9分割案を引っさげ、遮二無二突っ走った。そして政財界の周辺を強引に説得し現在の9電力会社体制を作り上げた。それが彼が「電力の鬼」と呼ばれる所以である。彼のホロスコープをみてみよう。

松永安左衛門
松永安左衛門のホロスコープ(お昼の12時に設定)

松永安左衛門は日本の経営者には珍しいヴィジョンをもった理念構想型の経営者である。そしてその構想を実行するだけのパワーもある人である。月と金星がコンジャンクションしているのは男性のチャートではよいとされている。土星は定座にあり、太陽は蠍座にありヴァルゴッタマである。太陽は両脇を吉星で囲まれたスパカルタリであり協力者にも恵まれる。ナバムシャも太陽、火星、ラーフが絡み全電力会社を統率できる立場に立てる人である。

松永安左衛門D10
ダシャムシャチャート

彼の第10分割図(ダシャムシャ)をみると、ラーシチャート同様に、ラーフ、ケートゥは魚座ー乙女座軸にある。彼は構想を練りそれを実現させるが、いったん体制ができあがると実際の経営は人に任せてきた。そんなところがこのラーフ/ケートゥ軸によく表れている。ラーシで土星は木星にアスペクトし、ダシャムシャでも土星/木星コンジャクションでそこに太陽、月がアスペクトしている。彼は構想を練り実現するのは得意だが、一円一銭を稼ぐ日銭商売はあまり得意ではなかった。彼は多くの事業を手掛けたが、日銭商売的な事業は最終的にはすべて失敗している。ラーシで金星、木星が星座交換しているが、相互に敵対しているのでこれも細かい商売は苦手なことを表している。
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