Astrological Academy


CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
新生児取り違え事件
 最近、新生児取り違え事件が話題となっている。11月30日配信の産経ニュースによれば、出産直後に別の新生児と取り違えられた都内男性と実弟3人が産院側に求めた訴訟で3800万円の賠償を命じた。生活保護を受けながらテレビさえない貧乏な家庭に育った男性と、家庭教師をつけ全員が大学進学をした家族の運命の差はどう説明がつくのだろう。

産経ニュースによれば、男性の誕生日は昭和28年3月30日午後7時17分に東京墨田区の賛育会病院で誕生した。その13分後に別の夫婦の4男が誕生し、この二人が何らかの事情で取り違えられこの男性は間違えられた家族の4男として育つことになる。こうした数奇な運命を知ると、占星術家なら誰しもホロスコープを調べたくなることであろう。すでに少なからぬ占術家が彼等のホロスコープや命式の解明をしているようである。私も遅まきながら試みてみた。

新生児のホロスコープ
貧しい家庭で育った男性のホロスコープ

上図は1953年3月30日午後7時17分生まれの男性(Aさん)のホロスコープである。もう一人の間違えられた男性はその13分後に生まれたわけだから、1953年3月30日午後7時30分生まれの男性(Bさん)となる。この時間でホロスコープを作ってみるとラーシチャートは上図とまったく変わらない。分割図もD3,D4と変わらずD7でようやくASの位置が違ってくる。こうしたチャートの違いをみるのは双生児のホロスコープをリーディングする作業に似ているかもしれない。或いは、育った環境に応じたホロスコープの出方の違いはリーディングの際考慮にいれるべきである。同じ種子でも野生で育った花と温室で育った花とでは違いが生じるのと似ている。

しかし分割図もナヴァムシャまでいくとさすがに違いが出てくる。

 
 
新生児(貧しい家庭)D9     
 
 
新生児(豊かな家庭)D9
   Aさんのナヴァムシャ    Bさんのナヴァムシャ

裕福な家庭で育ったBさんのナヴァムシャは10室支配の太陽が1室にあり、火星は1室にアスペクトバックしている。木星は2室在住しケンドラ7室には9室支配の月がある。10室には火星が在住してる。しかし貧乏な家庭で育ったAさんのナヴァムシャにはそこまでの強さはない。社会的評価や仕事を示す10室は空であり10室支配の月は「苦悩」の8室に在住する。社会的屈辱を表す9室には惑星が集中している。しかし弱いチャートかというとそんなことはない。月高揚、木星はムーラトリコーナ、水星は定座、火星はアスペクトバックである。土星は高揚バルゴッタマで逆行、1室支配なのでこれが幼児期の苦労として出ているかもしれないが、決して悪いチャートではない。 両者を比較すると明らかにBさんの方が強いチャートをしている。ダシャムシャでも明らかに2人の社会的立場には違いが出ている。 今現在のAさん、Bさんのダシャーを分析すると面白いことに気づく。

ヴィムショッタリダシャー 
 
 
       ヨーギニーダシャー
  ヴィムショッタリダシャー    ヨーギニダシャー(MDは土星期)

2013年11月現在で、ヴィムショッタリダシャーもヨーギニーダシャーも、土星ー火星期である。土星、火星の意味が強調される時期である。土星から見た7室には火星がありかつ7室支配である。火星、土星が絡めば衝撃的なことが起こりやすい。それが7室絡みであればそれまでの環境にピリオドが打たれ環境は激変する。AさんもBさんも今までの環境にここで節目をつけることになる。同じホロスコープでも立場や環境がちがうと違う結果がでるよい事例である。
この記事のリンク | インド(家族) | comments(0) | trackbacks(0) | top↑ |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://chardash21.astro459.com/trackback/1428491
トラックバック
<< 「人間万事塞翁が馬」と占星術の吉凶 | main | エジプト情勢 >>