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渡辺淳一と減衰の太陽

 作家の渡辺淳一氏が亡くなった。2014年4月30日午後11時42分、自宅で死去した。享年80歳だった。激しい性愛小説を書く作家として知られ人気があった。実際に彼の性生活はどうであったかというとどうであろうか。日経新聞の「私の履歴書」によると、30歳で見合い結婚し札幌医科大病院に勤務するが、35歳で辞職。妻と2人の娘を札幌に置いたまま単身上京して、都内の病院でアルバイトをしながら小説家に転身した。さらに札幌時代の愛人が上京して銀座のクラブに勤めると、すかさず同棲。さらに病院のナースとの浮気がバレ、愛人ホステスは別のマンションに引っ越した。等々の事が書かれているが真偽のほどは分からない

渡辺淳一はもともと札幌医科大学の医師であった。その彼がなぜ作家になったかかねがね疑問に思っていたが、やはり大学の権威に逆らったのが直接のきっかけのようだ。彼は同大学の和田寿郎教授による和田心臓移植事件を題材にした内部暴露小説『小説・心臓移植』(1963年3月)を書いた。(後に『白い宴』と改題している)そして直後大学を去っている。

渡辺じゅんいち.jpg           
渡辺淳一のネイタルチャート(生時は不明)    

渡辺淳一D9
渡辺淳一のナバムシャチャート

こういう権威に逆らう生き方をする人は、他のホロスコープがよい配置であっても、太陽が傷ついている場合がよく見られる。彼のネイタルチャートをみると太陽が「減衰」している。ガージャケサリヨガはできているし、蠍座に水星、火星、金星の3惑星が集中し、如何にも官能小説を書きそうな配置である。ナヴァムシャをみても太陽は火星、土星の2凶星によって傷つけられている。木星、ケートゥのコンジャンクションに凶星のアスペクトはないのでグルチャダラヨガは形成していない。

こうみていくと、渡辺淳一個人が特に性愛を追及した人生を歩んだ形跡は薄い。「性愛作家」として売り出した職業上のイメージ作りかと思われる。

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