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シャスティアムシャ(60分割図)について
分割図について解説される時、ショダシュヴァルガといって16種類の分割図がよく使用される。その中でシャスティアムシャという60分割図の重要性がよく指摘される。しかし、よほど生まれた時間が絞り込まれていない限り、実際に使用するのはまず不可能とも言われている。

60分割図とは要するに、ラーシチャートなら30度で1サイン移動するが、それを60分割すると0.5度つまり30分違うだけで惑星の位置が違う。それだけで、隣のサインに移ってしまう。アセンダントは約4分で1度動き、月は約2時間で1度動くので、少なくとも2分位の範囲でないと60分割図ではラグナは決められない。はどうかというと特定推定時間の誤差を1時間以内まで絞りきれれば何とか使えるかもしれない。生時不明で仮にお昼の12時でラーシチャートを作成した場合、太陽、水星、金星のサインの位置はもちろん移動する。火星もまた微妙で、ラーシチャートの位置によって移動したり動かなかったりする。固定して使えるのは土星、木星、ラーフ、ケートゥである。土星の公転期間は29.53年、木星の公転期間は11.86年、ラーフ、ケートゥは常に正反対に位置していて、約19年で天空を一周する。それなら少々日時がずれたところで影響はない。もし土星、木星、ラーフ、ケートゥがラーシや他の分割図で重要な役割を果たしていれば、駄目押しの一打で使えるかもしれないという程度にはなる。でもそんな程度なら生時不明の不正確なチャートはそこまで無理して使うなということになるのだろう。因みに11月13日に書いた上野千鶴子氏を例にとってみる。

 上野千鶴子のD60の変化例
上野千鶴子D60午前1時
    午前1時の場合

上野千鶴子60分割図
   お昼の12時の場合

上野千鶴子D60午後23時
   午後11時の場合

この時間による変化をみると、As、太陽、月、火星、水星は移動している。動きの速い筈の金星は不思議なことに移動していない。
ずっと逆行減衰の位置にある。これは使えないかなと思うがどうだろうか。木星、土星、ラーフ、ケートゥの位置は変わらない。金星が減衰しそこに土星がアスペクトしている。彼女自身がそう言っているように、男女交際の機会に恵まれない時代に青春を過ごした婚期を逸したことが、深いトラウマになっているのだろう。おまけに火星は移動しているので時間によって移動するが、ラーフの位置は変わらない。ラーフの在住する牡羊座の支配星は火星なのでやはりある種の過激性を彼女に与えていることは変わらない。男女不平等社会に対する強い憤りとして出ているのだろう。ただ、月と金星の位置関係は時間によって変わるのでその激しさ、穏やかさに程度の差がでることは確かだ。実際の彼女をみていると午前1時生まれが一番ふさわしいように個人的には思う。
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