ギャンブルの勝者とPOPの配置
2018.07.01 Sunday
6月15日未明に、衆院にていわゆるカジノ法が成立した。実際の成立は来年になる見込みである。カジノ法の成立するとそれに伴う悪影響が出るのではないかとの懸念があるが、確かにギャンブルに過度に溺れこまない制限が必要と思われる。また一攫千金を夢見てカジノに通う人は出てくるだろう。カジノで有名なのはラスヴェガスであるが、アストロデータバンクではそのでの賞金獲得者のホロスコープ及び賞金獲得時のデータがある。それを見るとギャンブルの本質が見える所がある。
カジノでの賞金獲得者の2重円とアスペクト
ギャンブルについては、西洋占星術でアラビックパーツの代表的な指標のパートオブフォーチュン(POF)と絡めた「ギレンの法則」がある。パートオブフォーチュンは、Asc + 月- 太陽で計算される感受点のことで、富の増大と関係があるとされている。しかし上図ではパートオブフォーチュンは必ずしも関係していない。結論から言うと、それだけでは決められない。ネイタル対トランジットのアスペクトでは月、木星のソフトアスペクトが目立つ。突然の変化を示す天王星とPOFのアスペクトも悪くない。何よりも月とPOFが投機を示す8室にできていること、金銭を示す金星はむしろ水星、木星、冥王星とハードアスペクトになっている、火星トランジットはPOPとコンジャンクションしている点などはスポート試合等でよく見られる瞬間の勝利を物語る特徴ともいえる。