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インド占星術における星座の役割

インド占星術において、星座やナクシャトラは重要な役割を果たす。だがある種の西洋占星術(主にモダンの心理系であるが)のように星座を用いて、例え牡羊座生まれ(この場合は、太陽が牡羊座に入っている期間に生まれた人という意味である)は積極的野心的で行動力あふれる人であるという星座による性格占いの見方はしない。

インド占星術は西洋占星術から入ってきた人やアメリカのヴェーディック系から最初学んだ人は、星座について性格的属人的象意を多く加味して読む傾向がある。アランレオに発するモダンの西洋占星術はサイン(星座)について豊富なイメージをもつ。又そうした西洋占星術の影響を強く受けているアメリカの占星術的風土の中では、インド占星術師といえどもその著作のサイン(星座)の章を読むと西洋占星術のそれとは象意は少々違うもののその影響からは免れていない。そういうヴェーディック系の著者の本を最初に読むとインド占星術におけるサイン(星座)もそういうものとつい勘違いしてしまう。そういう性格や心理的な使い方読み方もないわけではないが、インド占星術ではそういう読み方は中心的なものではない。それ故に、インドと西洋では星座について解釈や運用を別物と割り切った見方をすることが大切である。

インドオリジナルのインド占星術の古典を読むと、星座について記述は簡潔でもっと分類的要素が多い。星座の名称に続いて、2区分、3要素、4区分、支配星、身体部位、支配神、方角、カースト、生物的性質等が記述されているだけである。私の実感からいうと、星座の働きや性質も水面下の機能として決して無視できないと思うが、積極的活動的俊敏性というのは活動宮の働きの特徴であって、牡羊座蟹座天秤座山羊座の人の性質ではない。

平野美宇牡羊座惑星集中

活動丘(この場合は牡羊座)への惑星集中

上図のチャートの場合でも、仕事や目的達成に向けては(10室)、在住あるいは支配惑星の働きが力強く素早くはたらく(活動星座の集中)と読む。従ってスポーツ、事業家、科学者として成功する可能性が高いということであって、この人が活動的攻撃的野心的な性格の人とは必ずしも言えない。惑星が入っていないハウスの機能については、その活動力は消極的ないしは無関心な場合もありうる。

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