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インド占星術に必要な計算手続き

前にも書いたが、占星術師には木星、水星に傷がないことが求められる。木星は道徳性水星は計算等の分析力であり、これらが占星術師に求められる資質と思われる。現代はコンピュータの発達のお陰で、計算そのものはコンピュータに任せておけばよい時代になった。だがホロスコープ作成の前提となるロジック、計算手続きだけは理解しておいたほうがよい。そうすれば占星術の構造の理解が進むし、ホロスコープの分析判断にも切れが出てくるし、コンピュータソフトのバグ等にもすぐ気がつく。どのような計算手続きが必要かというと主なものは以下の通りと思われる。こうした計算は煩雑ではあっても難しくはない

太陽系の構造の理解

占星術を勉強する者は、すべての基礎として太陽系の構造やしくみを理解しなければならない。太陽系全体の仕組み、太陽や月を始めとする各惑星の動き、月の周期、蝕の計算、逆行、コンバスト等がここに入る。

天体のしくみの理解

サイン、黄道、春分点、天頂、天底、ハウスのしくみ(アセンダントを基点として)、時差等の理解をする。これらは時間と空間で変化するアセンダントやハウスのしくみを理解する上で不可欠である。1,2に関しては天文学、特に太陽系のしくみを理解しておくことが必要で、天文学の入門書位は読んでおいたほうがよい。

インド独自の天文学の理解

インドには独自の時間計算考え方がありこれを理解する。太陽と月の距離の変化にもとづくパンチャンガ、サイデリアル・トロピカルとアヤナムシャの計算、ナクシャトラ等がここに入る。インド独自の数の単位を理解すると占星術の分析にも役立つ

ダシャーの期間計算

惑星の位置、サイン、アセンダントの位置が決まれば、ラーシチャートのみのホロスコープそのものは作成できる。更に精度を増すにはダシャーの期間計算が必要になる。これにはナクシャトラベースとサインベースがある。

分割図 

深みのある鑑定をするには分割図の使用が不可欠である。その分割図がラーシチャートをもとにしてどう作成されるのか理解しておいた方がよい。16分割図の算出法は一度はやった方がいい。

複数ダシャーの期間計算

ダーシャーといっても複数のダシャーが存在しかつ使用する。この内よく使用されるヴィムショッタリダシャー、ヨーギニーダシャー、ラーシベースのチャラダシャーを導き出す方法は知っていたほうが良い

アシュタカバルガ 

トラジットの運気を見るとき、トランンジット惑星のアスペクトの状態を見ると同時に、アシュタカヴァルガの点数計算もしておくべきだろう。

寿命計算

特に必要とは思わないが、自分の寿命が知りたいという人は多いので、希望者に応える意味では計算方法位は知っておくとよい。但し本当に当たるかどうかは分からない。

 

前世だのカルマだのマントラ等々に明るくなることもいいが、それよりもこうした計算方法に明るくなる方が、占星術の鑑定力をつけるには有効であると私個人は信じる。占星術とは惑星の運行状態が人間の性格能力や運気にどう影響を与えるのか見る学問であって、神秘な神がかりの占いではないからである。

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