暑い夏になりました。日本の現在の立ち位置はどうなっているのか、トラッジットチャートをみてみました。8月2日のトランジットチャートはちょっと危険なものを感じるが、ここで少し踏ん張れば今よりはよい方向に行くと思う。
日本建国図 20190802トランジットチャート
左が日本の建国図で右が8月2日のトランジットチャートである。外交を示す7室には逆行29度の水星があり土星、ケートゥの凶星からアスペクトを受けている。双子座のビンドゥは日本の場合最低20点であり、対外外交特に経済外交面では苦しい立場にある。具体的には米中貿易戦争をめぐる輸出減、対韓国輸出管理強化をめぐる国際葛藤、ホルムズ海峡への海上自衛隊派遣等である。
精神的苦悩を示す8室は惑星集中し、火星は減衰しているが月とNBRYであり政府を表す太陽をともなって静かな自己主張を貫ける状態にはなっている。木星もアスペクトし日本は苦しいながらも頑張っているといえるだろう。8室にある惑星火星、月のナクシャトラはアーシュレーシャでありそのナクシャトラロードは水星で苦しい時期であっても緻密な計算のできる時期である。
あと8室蟹座、12室木星蠍座と水の星座に5惑星が集中しているので、水害、地震等注意の配置であるが、日本では7月19日の月食は部分月食だったので大きな被害は出ないと思う。
日本のサルバアシュタカバルガ
ただしこうした惑星配置は次第に改善の動きをしている。まず木星は8月11日より逆行から順行に変わる。火星も8月10日から減衰を脱する。水星は8月3日から順行に戻る。ただ水星はガンダータ、火星、太陽はサルバドレッカナの度数に入るので新たな困難があるが、全体としては状況は改善される。
※この前後で、米中貿易摩擦の激化による日米の株価下落、韓国のウォン安・株価下落、インドネシア地震、福島沖地震、猛暑等々の現象が目立った。