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プラシドドミンゴ〜セクハラ疑惑〜

プラシド・ドミンゴ氏はオペラ界では、世界の「3大テノール」と称される人の一人である。他の2人のホセ・カレーラス、パバロッティは専らイタリアオペラに演奏活動を集中し、それ以外の分野に手を出すようなことはしない。しかしドミンゴはもともとバリトン歌手としてデビューし、いつのまにかテノール歌手となった。普通ラテン系の歌手はドイツオペラはあまり歌わないものだが、彼はワグナーオペラに積極的に参加している。彼は演奏活動だけでなく、オペラの指揮・監督をしばしばしている。又彼のピアノ演奏はプロはだしでその演奏記録もある。まさに彼はオペラ界の重鎮である。その彼に最近セクハラ疑惑が巻き起こっ。30年前の出来事も含めて9人の訴訟が噂されている。セクハラが事実かどうかは裁判を待つしかないが、ドミンゴとはどういう人物か、ホロスコープをみてみたい。

プラシドドミンゴ

          プラシド・ドミンゴ

彼のホロスコープをざっと見てみると、当然のことだがなかなか強いチャートをしている。逆行、コンバスト、ガンダーンタ、分割図の強さ等基本的に惑星の弱さ、傷つきがない。ケンドラに吉星はないが、5室に金星、9室の木星がありトリコーナでカバーしている。3室と10室を支配している芸術を表す金星が表現力の5室に在住し、そこに木星に9室在住の木星がアスペクトバックしている。これこそがオペラ歌手として豊かな素質を示すものだと思う。しかし5室の金星の射手座の強さは同時に強い性欲を表すものである。しかし彼のチャートで見逃せない面がある。彼の9室は牡羊座でここに月と土星がアスペクトしサンニヤシヨガを作っている。3室の月(この場合は凶星になる)、6室の凶星太陽のウパチャヤ凶星であり、厳しい芸術的訓練にストイックに耐え抜く一面である。5室及び金星の強さ、3室、6室の示す訓練、9室の示すストイックな側面。これらが相俟って、ドミンゴの多様な人格才能を作り上げている。

晩年に至るまでこれだけの人気と活躍を維持するにはナヴァムシャの強さが必要になる。彼のナバムシャは非常に強力だ。ここでも3室に火星、7室にラーフがあり、自己訓練に精進する。歌を示す金星、水星は星座交換し本物の強さを感じさせる。やはり大物というのはこういうホロスコープをしているものなんだなと改めて思う。

ところで今問題になっている「セクハラ問題」はどうであろうか。彼のチャートで気になるのは木星の傷つきである。専門性を表すD10ではグルチャンダラヨガがある。この生まれ時刻が正確とすれば、D60にもグルチャンダラヨガがある。大物の反面、やはり癖のある臭みのある人物だなと思うしD9,D60ではあれほど強力な金星が減衰となり傷ついている男女関係では問題を抱えそうな配置である。やはり道徳性には問題があるだろう。こういう配置の場合、ダシャー期にその弱さが表面化してくるものである。現在、月/ラーフ/金星期で、12室の月、混乱のラーフ、減衰の金星と3つの惑星とも問題を抱えているので、セクハラ問題くらいは表面化すると思う。結果がどうなるかは裁判結果をみるしかないが、このD9の強さではこの件で有罪であったとしても一挙に社会的地位まで失うことはないと思う。

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