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「アガスティアの葉」の正体
インド占星術の勉強をしているとよく「アガスティアの葉」のことについて尋ねれる。アガスティアと言うのは5000年前に実在した聖者の名前だそうである。彼が5000年も前から個人の宿命を予言しそれを記録した葉がアガスティアの葉と呼ばれるものである。「アガスティアの葉というのは本当なのか?」「そこに本当に5000年も前から個人の運命が書き込まれているのか?」等々の質問を時々受ける事がある。これが真実と信じ込んでいる人はけっこう多い。インドになかなか行けない人の為に、アガスティアの葉を代行取得する商売までがある。インド占星術を悪用した詐欺商法とも思える。

これについては、私は直接見たわけでも聞いたわけでもないから、何とも言えない。ただ私はある人からこれについて信じるに足る話を聞いたことがある。それが真実だとすれば、アガスティアの葉に5000年も前から個人の宿命が書き込まれているという話には、私は懐疑的にならざるをえない。

私がインド旅行をした時に、同行したある人からアガスティアの葉の話を聞いた事がある。その人の知人がサンスクリット語の読める人を同行してインドタミール州のあるアシュラムを訪れたそうである。そうしたら、訪れた人にいろいろな質問をした後で、1時間程してから何かが書かれたいる古い植物の葉を15〜16枚持ってきたという。そしておもむろにそこに書かれている内容を読み上げたそうである。そこで、サンスクリット語の読める日本人がその葉を覗き見した所、個人の予言等ではなく、なんとアーユルベーダの処方箋が書かれていたという話である。つまりその葉に書かれている内容と、訪問者に説明している話とはまるっきり違う事を話していたと言う。

第1枚目の葉は自分自身、第2枚目の葉は家族や言葉、第3枚目の葉は兄弟の事が書かれているという説明をしていたそうだ。そういう内容なら、その定義はインド占星術のハウスの象意とまったく同じである。

そうすると、訪問者に誕生日や生誕地、家族等の質問をしてから、ホロスコプを作成解読するのに1時間をかけたのだな推測する事が可能である。インド文化に造詣の深いある人にその話をすると、その方がはるかに信憑性が高いというコメントだった。南インドのタミール州でのアガスティアの葉なら、その同行者はサンスクリット語ではなくタミール語の読める人なのではないかという話も付け加えてくれた。

そうであるとすると、「アガスティアの葉」の正体はインド占星術のチャート解読シートという事になる。1時間という時間はアガスティアの葉の検索にかかる時間ではなく、ホロスコープの作成解読にかかる時間ということになる。


私がこの記事を書いた後で、たまたまこういうサイトを見つけました。一読を奨めます。

アガスティアの葉はほんものだろうか
http://www.gncorporation.com/suvadi/agastia/agastia.htm#top
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