Astrological Academy


CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
インド占星術と西洋占星術の比較(2)
インド占星術の講義をしていると、私がインド占星術の的中率の高さを強調するものだから受講生から「それでは西洋占星術は当たらないのですか」という質問をよく受ける。一方、西洋占星術の学習者からは「インド占星術は本当に当たるのですか」という質問を受ける。当たるか当たらないかという質問に答えるとなると、結論を言えば「正しい技法で正しく分析するならどちらも当たります」という事になる。

3年後の運勢はどうか? という質問に対して、インド占星術のヴィムショッタリダシャー、アシュタカバルガ、ヨーギニー、ジャイミニ等を総合してみてよい運勢と判断したとする。同じ時期を西洋占星術のプログレス、トランッジト、ハーフサムで追ってみるとやはりよい運勢と出る。これは不思議な位一致する。

但し、その当たり方というか両方の占星術の視点はかなり違うと思う。インド占星術は心理的プロセスをあまり問題にしない。強弱、吉凶、成否と具体的な内容をズバリと出す。ズバリと吉凶を指摘するからと言って、おみくじのように当てずっぽう的に結論を出す訳ではない。惑星の支配と在住、高揚減衰のような強弱、バンガの有無、アスペクトの有無と内容、ヨガの形成の有無とその吉凶、アシュタカバルガの状態等々緻密に調べ上げて結論を出すのである。それを数量化して吉凶の度合いを出していく。あるものは吉、しかしこちらでは凶と詰碁、連珠、オセロゲームの如く吉と凶が交互にせめぎあいながら結論を出していく。

一方、西洋占星術の方は心理的プロセスを大事にする。その時々の勢いの強さはプログレスやトランジットで示されるが、インド占星術の「ダシャー」のような中長期的運命サイクル示すモノサシは存在しない。しかし、中長期的な動きは細かく調べれば見ていく事はできる。太陽、金星のようなベネフィックのアスペクトが強いのか、土星、海王星のようなマレフィックのアスペクトが強いのか、そのオーブは狭いのか広いのか、それはハードアスペクトなのかソフトアスペクトなのか、プログレスやトランジットの変化を時系列で追っていくとどうなるのか、その時ハーフサムによる環境整備が整っているのか等々、バランスをとって総合的に見ていくと、インド占星術と同じような結論が出る。

だが、そこまで結論を持っていくにはチャートを何枚も作成して時間をかけて分析する必要がある。出てくる結論も今一つ曖昧な所がある。曖昧というより西洋占星術にはカルマ的な思想はないので、人間の後天的努力の可能性をより信じているように思う。だから断言的な言い方は避けるのだろう。しかし、インド占星術では人間の運命は生まれついてのカルマでかなり決定付けらていると考えるので(もちろん100%宿命とは考えない)、はっきりとした結論を出す。チャートの分析にしてもより効率的にそして具体的に運命の強弱、成否を結論付けられるように思う。
この記事のリンク | 占星術全般 | comments(1) | trackbacks(1) | top↑ |
コメント
インド占星術に比べて西洋占星術の出方は
曖昧と感じます。やはりサイデリアル方式の方が
ハウス効果がはっきりと出ると思います。
| sagar | 2008/03/26 11:56 PM | top↑ |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://chardash21.astro459.com/trackback/844634
トラックバック
幸福,開運,ツキを呼ぶ名言
幸福,開運,ツキを呼ぶ名言
| 幸福,開運,ツキを呼ぶ名言 | 2008/03/22 11:10 PM | top↑ |
<< インド占星術から人生を思う(1) | main | ヴィムショッタリ・ダシャー(1) >>