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トヨタの研究(2)〜豊田章男新社長〜
渡辺捷昭現社長のあとを継いで、6月に新社長になる豊田章男氏の運気はどうであろうか。
14年ぶりの創業者一族のトップ就任である。経営危機を前にしての大政奉還などと言われている。会社の盛衰は、半分以上は社長の運気にかかる。とりわけトヨタは自動車業界ばかりでなく、日本のリーディングカンパニーである。その盛衰は日本経済全体の浮沈にかかわる。

歴史上こんな逸話がある。日露戦争の日本海海戦の時、東郷平八郎元帥が連合艦隊司令官に選ばれた。明治天皇は伊藤博文に、どうして東郷を司令官に選んだか尋ねたそうである。伊藤はこう答えた。「陛下、東郷は運の強い男でございます」この話の真偽のほどは明らかではない。しかし、こういう逸話ができるほどに、組織の盛衰はリーダーの運気にひとえにかかっている。

さて豊田新社長のホロスコープをみてみよう。時間は不明なのでお昼の12時で設定してみていく。時間不明の場合のリーディングには限界があるが、きちんとみていけばかなりのことがわかる。実際問題として、生まれた時間の不明な人は結構いるので、こういうリーディングも慣れておく必要がある。

豊田章男
豊田章男新社長のホロスコープ

豊田新社長の火星は高揚しかなり強力である。火星は月と1度の狭いオーブでコンジャンクションしている。ここで強いチャンドラマンガラヨガを形成する。チャンドラマンガラヨガは手段を選ばぬ利益の追求に走ることを意味する。だから、新社長の誕生後、トヨタは思い切った経営再建に着手するだろう。トヨタの関連会社や取引先は厳しい要求にさらされるだろう。但し、太陽ラグナから見て2室、3室に在住する水星、金星が星座交換するので表立って部下を怒鳴りつけるようなことはしない。彼は弁の立つ紳士として振舞う。

このチャンドラマンガラヨガに土星がアスペクトするので財運のパワーはアップする。土星と火星の絡みも新社長を理解するポイントとなる。彼は学生時代はホッケー男子日本代表に選らばれたスポーツマンであった。本人自身が大の車好きでレーサーとして有名である。こうした趣味は、強力な火星の攻撃性をスポーツや自動車レースの方面に発散させる意味大変ふさわしい。そのことでバランスを保っているともいえる。そうでないとあり余る火星のエネルギーが暴発する恐れがある。

更に太陽が高揚し木星も又高揚している。まさに日本のリーディングカンパニー、トヨタ創業者一族の御曹司にふさわしい星の配置である。強い社会的権威と高慢さを示すが、牡羊座在住なのでこずるい手段は取らない。木星に対しては月が対向アスペクトの位置にあり、太陽ラグナからみてガージャケサリヨガ、ラージャヨガを作る。永続する名声を獲得し、組織のリーダーとして君臨するチャートである。

木星と火星も対向アスペクトを形成し、グルマンガラヨガができる。御曹司といえども部下に任せず、自ら陣頭指揮を執ることが予想される。現場主義の社長となるだろう。有名なトヨタのかんばん方式を製造部門だけでなく販売部門にまで推進したのは彼の功績である。

さて、個人としてみるとまことに頼もしい人物でトヨタの経営危機を乗り切るにふさわしい人物である。その意味ではこの人事は間違いではない。しかし、彼の現在の運気をみるとまことにつらい時期にある。新社長の2009年現在のダシャーは土星期と推測される。ホロスコープでの土星は逆行し敵対星となる。8室支配なので仕事面の苦悩は多く、周りからの同情も得にくい状況にある。土星に木星がアスペクトしているのが救いである。だからGMのようなことにはならない。但し、土星のトランジットアシュタカバルガは、9月10日まで0点、9月10日以降は乙女座にサイデリアルイングレスして1点という状態が続く。これは極めて厳しい。新社長はしっかりリーダーシップを発揮するものの、トヨタの経営危機はしばらく続くとみていいだろう。

しかし、現在でも利益をあげている主要自動車メーカーは数社ある。食品、繊維、地場産業等不振の会社ばかりではない。中小企業では逆に人材確保の追い風が吹いている。だから、トヨタの不振継続が即、日本の自動車産業、ひいては日本経済の不振が続くという結論にはならない。別の国、組織及び経営者のホロスコープも分析する必要がある。政治経済経営問題のリーディングをするには背景となる知識を必要とする。占術技法だけですべてを判断してはいけない。こういう所が占い師に一般教養や知識・常識が要求される所以である。
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トヨタの研究(1)〜渡辺捷昭現社長〜
トヨタは日本を代表するリーディングカンパニーである。2007年には生産台数で世界一の座をGMから奪い取り、続いて2008年には販売台数でも897万2000台となり世界一の企業となった。その反面2008年に起こった一連の金融危機を直撃し、営業利益が58年ぶりの赤字に転落した。非正規社員の解雇も行い今や経営危機に直面している。
こうした中で、業績不振の危機感から渡辺現社長の後を、豊田一族の豊田章男氏が引き継ぐ人事案が発表された。この人事案は、同年6月の株主総会にて提案される予定である。創業者一族から再び経営者が誕生するいわゆる大政奉還が行われる形となる。この社長交代の人事は占星術的に見た時正解であろうか、少し分析をしてみたい。
まずは現社長の渡辺捷昭氏から見ていこう。経営に最も影響を与えるのは何と言っても社長の運気である。彼の経歴をざっと紐解くと、慶応大学出身で、もともとは部品購入を担当する調達部門という地味な分野を担当していた。取締役に就任後、米国および欧州の現地事業体の取締役などを担当した豊富な海外経験をもつ人である。2005年6月に社長に就任している。

トヨタ渡辺現社長
渡辺捷昭現社長のホロスコープ

生時が不明であるが、時間を24時間内のどこに設定しても2007年〜2008年の間は土星のダシャー期になる。ただ月のサインは射手座から山羊座へと時間帯によってぶれてくる。だから太陽ラグナで見ていくのが妥当だろう。太陽ラグナで見ると、土星は3室で減衰するので、いわゆる「特別の法則」がはたらく。逆説めくが彼自身はここでやめて正解である。減衰期である以上やめないで社長を続けていたら苦労ばかりが多い人生となる。特別の法則でそれが解除されると言うことは、彼はこの時期苦労しなくて済むことになる。

渡辺社長のダシャー
渡辺現社長のダシャー
※土星ー金星期は金星が10室在住しここに木星と土星がアスペクトする。土星ー太陽期は太陽が5室支配の11室在住でよき配置となる。月期に入ると月は光の弱い新月に向かう月であるため、月が凶星化する。従って彼の運気は2008年後半から落ちてくる。

太陽は水瓶座の0度から1度以内の度数となる可能性が高いので、その場合はラーシサンディとなる。太陽があまり力を発揮できないのでトヨタのような世界的企業のトップに長くいることはできない運命にある。土星は減衰しているので、カリスマ的な存在になることはできず、調整型のリーダーとなる。しかし、ムーラトリコーナの火星とコンジャンクションしているので目立つことはないが、芯の強い実行力のある人物でもある。3室に凶星が在住しているので、苦労に耐えることもできる。クラシック音楽を趣味とする人でもある。仕事を表す太陽から見て10室に月、水星、金星と惑星集中している。山羊座の水星なので経理、企画、計画畑が向いている。事実、経営企画部門や減価提言運動面での実績がある。しかし地のサインであるので地味な活動である。そこに土星が10番目のアスペクトをかけている。従って、仕事面では海外運のある人、海外で活躍できる人である。実際に彼の海外勤務での実績は高く評価されている。

このような人物から豊田章男氏が新社長を引き継ぐ。この人事は正解であろうか。次回のトヨタの研究は豊田章男新社長を占星術的に分析する予定である。
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